『BULL/ブル』あらすじと解説。シーズン4は?[法廷ドラマ]

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『BULL / ブル』と言っても、雄牛の話ではありません。

心理学を利用して裁判に勝つプロ(訴訟コンサルタント=陪審コンサルタント)を描いた法廷ドラマです。

訴訟社会アメリカ、陪審員制度のアメリカならではの物語です。

なんと映画監督スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務めています。

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『BULL/ブル』解説

左から主演俳優のマイケル・ウェザリー、マリッサ・モーガン役のジェニーヴァ・カー、ペニー役のフレディ・ロドリゲス 画像出典 :CBS

人気TV司会者でもある心理学者フィル・マッグロウ(Phil McGraw)博士の若かりし頃をモデルに、訴訟社会アメリカに実在する「訴訟コンサルタント」の活躍を描いた法廷ドラマです。

『BULL』シーズン1は、2016年9月20日より2017年5月23日まで全23回放送されました。

全米で初回が放送されるやその視聴者数は2000万人を超え、2016‐2017新作TVシリーズ視聴者数ランキングでも、『サバイバー:宿命の大統領』、『THIS IS US 36歳、これから』の人気番組を抑えて1位に輝きました。

『BULL』シーズン2は、2017年9月26日より全22話が放送されました。

主演はマイケル・ウェザリー『NCIS』にシーズン1から13までレギュラー出演していた俳優です。

『BULL』では主演のみならず制作も担っています。

2016年1月に自身のTwitterで降板を報告、同年3月に『BULL』の主演が報じられましたから、『BULL』主演のために『NCIS』を降板したんでしょうね。

『BULL/ブル』あらすじ

BULL
出典:CBS

ドクター・ジェイソン・ブルは、裁判科学の専門家で、裁判コンサルタント会社『トライアル・アナリシス・コーポレーション (TAC)』の創立者です。

3つの博士号を持つドクター・ブルが創始した「トライアル・アナリシス社(TAC)」は、ブルのほか、元検事の弁護士ベニー、元国土安全保障省の職員マリッサ、元FBIのダニー、スタイリストでロースクールにも通うチャンク、ハッカーのケイブルなどの精鋭ぞろい。

ドクター・ブルは自身が身につけた心理学とスタッフのさまざまなスキルを使い、陪審員たちのデータを分析し、陪審員の忌避(陪審員選び)などの戦略を立て、証人やクライアントにアドバイスもし、「ノットギルティ(無罪)」へ導きます。

毎回、ドクター・ブルの心理学に加え、さまざまなテクノロジーを駆使した裁判必勝法が展開されますが、サプライズやユーモアあふれる会話、気の利いたセリフが織り交ぜられ、派手さは無くても視聴者を飽きさせません。

\「BULL」を観るなら/

魅力的なキャスト

スタイリストのチャンク・パーマー役のクリストファー・ジャクソン(左)と ケイブル・マックロリー役のアナベル・アタナシオ

このドラマには私が好きな俳優が出ています。

フレディ・ロドリゲス(Freddy Rodriguez ): ベニー役

ペニー役を演じるのは、プエルトリコ系アメリカ人俳優のフレディ・ロドリゲス(Freddy Rodriguez )です。

元地区検事局の検察官でTACの弁護士ベニー・コロンを演じています。ベニーは、実はブルの元妻の弟です。

彼は、2001年から放送された『シックス・フィート・アンダー』でフィッシャー家と共に働くエンバーマー(遺体修復師)を演じ、エミー賞などにノミネートされた俳優です。

私もこのドラマでいい役者だなと注目しました。

最近観た『ナイトシフト』では病院の嫌われ事務長(後に医師に転身)を演じていました。

何年か前に観た『アグリー・ベティ』(2007-2010)にも出演してたようですが、覚えていません。

他にもいい役者が揃っています。

ジェニーヴァ・カー(Geneva Carr):マリッサ役

マリッサ・モーガン役のジェニーヴァ・カー(Geneva Carr)は、『Law and Order』に度々出演、『The Good Wife』 にも出演していました。舞台女優でもあります。

マリッサは、心理学、神経言語学のエキスパートで、セックスセラピストのライセンスも持ちます。

彼女が開発したアルゴリズムが、陪審員の心が有罪あるいは無罪に傾いたかを分析します。

アナベル・アタナシオ(Annabelle Attanasio):ケイブル役

インターネットを自在に操り高度なハッキング技術を持つケイブル・マックロリー(Cable McCrory)役のアナベル・アタナシオ(Annabelle Attanasio)は、女優兼映画監督。

彼女の父親は『Dr.HOUSE/ドクター・ハウス』のプロデュースや脚本家として2度のアカデミー賞ノミネート歴を持つポール・アタナシオで、『BULL』のクリエイターでエグゼクティブプロデューサーです。

彼女は彼女が4年間温めてきたストーリーの長編映画『ミッキーと熊』を監督し、そのためスケジュールが合わず、『BULL』のシーズン3を降板すると昨年7月に報じられた。

「ケイブルでなくなるのは残念ですが、自分のキャリアの新章が始まることに興奮しています。素晴らしいスタッフおよびキャストと仕事が出来たことは忘れない」

と語りました。

アナベルは監督としてすでに短編映画『Frankie Keeps Talking』など3作品を世に送り出しています。

ハイメ・リー・キルヒナー(Jaime Lee Kirchner):ダニー役

ドイツ生まれで米テネシー州育ちののハイメ・リー・キルヒナー(Jaime Lee Kirchner)は、元FBI捜査官でチームの主任捜査官のダニー・ジェームズを演じています。捜査官時代に培ったコネクションを利用し、さまざまな情報を集めます。潜入捜査もします。

クリストファー・ジャクソン (Christopher Jackson):チャンク役

スタイリストのチャンク・パーマー役は、クリストファー・ジャクソン (Christopher Jackson) 。

以前は『ヴォーグ』で働いていて、学生時代はジョージア大学のアメフト選手で、全米代表選手にも選ばれたという設定です。

以上がレギュラー出演するTACのメンバーです。

日本でのシーズン3は、WOWOWプライムで2019年8月3日から放送が始まりました。

このドラマは、シーズン4の制作も決定。

2019年9月23日から米国でオンエアされました。

\米CBSのサイトでシーズン4の内容を知る(英語)/

CBS BULL S4

因みにBullの意味は、

bull

〔去勢されていない〕雄牛
がっしりした男、雄、ブルドック、ポリ公◆【語源】牛の力強さ・乱暴さから
《金融経済学》上げ相場、強気(筋)、買い方◆【語源】雄牛(bull)が獲物を角で突き上げるイメージから「上昇する」、「元気がある」の意に。

出典 : アルク英辞郎

アメリカ民主主義の根幹をなす陪審員制度と陪審コンサル

このドラマの根幹には、アメリカにおける裁判の陪審員制度があります。

かつてイギリスとの戦争に勝利し独立を果たしたアメリカ合衆国は、憲法に「すべての犯罪の審理は、陪審によって行われなければならない」と規定しました。

陪審制はアメリカ的民主主義の根幹をなす制度なのです。

しかし、陪審員制度だと、裁判に勝つためには陪審員の心を掴めるか否かが重要な要素であり、そのためアメリカでは「陪審コンサルタント」が誕生しました。

陪審コンサルタントは、要するに「裁判に勝てる陪審員を優先的に選ぶ職業コンサルタント」です。

このコンサルタントの存在が裁判の妥当性・公平性を歪めるのではないか、と問題になってもいます。

米国の裁判では、多くの陪審員候補者が法廷に呼び出され、まず12人の陪審員候補者に、検事と弁護士が質問をし、それぞれに不利な結果をもたらしそうな陪審員を除外します。

忌避権は双方に6回あり、最終的に残った12人が陪審員になります。

検察側も弁護側も自分たちに不利な判決をもたらしそうな陪審員を忌避することが裁判に勝つためには必須です。

そのためのコンサルタントが生まれたのも当然の帰結かもしれません。

因みに、陪審員コンサルタントの実態を描いた映画に、ゲイリー・フレダー監督(原作:ジョン・グリシャム『陪審評決』)の「ニューオーリンズ・トライアル」があります。

『BULL』が観られる配信サービスはどこ?

『BULL』をご覧になりたい方は、下記の動画配信サービスのいずれかに入会すると良いでしょう。

主演俳優のセクハラ疑惑

主演俳優のマイケル・ウェザリーが『BULL』で共演したエリザ・ドゥシュクという女優にセクハラしたという疑惑を「ニューヨーク・タイムズ」が報じました。

マイケルがエリザに、950万ドルの和解金を支払うことになったそうです。

950万ドルって?

円に換算すると1億円強ですね。

2018年12月13日、『BULL / ブル 法廷を操る男』の共演者エリザ・ドゥシュクがウェザリーのセクハラを告発したとニューヨーク・タイムズ紙が報じた。

撮影中にウェザリーから「レイプ車に連れ込みたい」、「乱交しよう」などと言われたドゥシュクは、不快感をウェザリー本人に直接伝えた数日後、契約延長はないと言われた。
その後の調停過程では、有利に働くことを期待してCBS側が提出したカットシーン映像から、結局はドゥシュクの主張が正しかったことが証明され、ドゥシュクに950万ドルの和解金が支払われることになった。

このセクハラ告発についてウェザリーは「ジョークのつもりだった」と主張しているが、ドゥシュクはボストン・グローブ紙への寄稿において、ウェザリーの言動は明らかなハラスメントだったと反論している。

出典:Wikipedia

TAC is back on September 23! And that’s no #Bull! 🗓 https://t.co/MawGIL2Xmb pic.twitter.com/v4egzfRlof

— Bull (@BullCBS) June 13, 2019

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