3年7ヶ月前、パナソニックの便器アラウーノを購入し、自分で交換工事をしました。
それまではINAXの温水洗浄便座を使っていました。
その前は、というか元々はTOTOの便器と暖房便座でした。
ブログを始める前だったので、工程の写真を撮っておらず、残念です。
それはさておき、アラウーノを3年7ヶ月使った感想を書いてみたいと思います。
アラウーノのメリット・デメリット、尿石などの頑固な汚れの落とし方にも言及します。
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いくつかのメーカーの中からパナのアラウーノを選択
前のトイレが古くなって、交換しようと思った時、TOTOやINAXなどいくつか候補に絞り込みましたが、最終的には、パナソニックのアラウーノに決めました。
便ふたの自動開閉、便器内の自動洗浄ができて、しかも他のメーカーのものより安いというのが決め手となったと思います(詳細は忘れました)。
最終候補は、TOTOかパナソニックかとなって、結局パナソニックになったと記憶しています。
アラウーノは、陶器でないので軽いため、自分で工事するには、扱いやすいということもありました。
改めてググってみると、まだアラウーノのその型は販売されていました。
パナソニック Panasonic
CH1302WS [温水洗浄一体型便器 全自動おそうじトイレ A・LA・Uno(アラウーノ) 130タイプWS]
我が家に導入した型はタイプ2です。
参考価格は319,000円となっています。
当時の記録を見ると、Yahooショッピングで購入しており、実際の価格は148,000円です。
2015/10/23に発売が開始された型のようですが、
私は2016年2月22日に注文しています。
機能は下図のとおりです。
我が家のアラウーノは、タイプ2です。
トリプル汚れガード
オート開閉
オート洗浄
オート脱臭
瞬間湯沸し
電池式停電対応
速暖便座(タイプ3にはなし)
タイプ2には以上の機能があります。
タイプ1にはさらに次の機能が付属します。
温風乾燥
ナノイー搭載
LED照明
この3つの機能が加わるだけで数万円(?、不確かな記憶です)も違うのなら、不要と判断しました。
さて、そんなアラウーノを3年7ヶ月使ってみて、今どう思っているか、感じているかを書いてみましょう。
とても快適でトイレ滞在時間が増!
アラウーノに変えて、非常に便利で快適になりました。
トイレの居心地が良くなったため、家族一人一人のトイレ滞在時間が長くなりました。
少し前にも自動開閉がおかしな反応を(開きかけたかと思うと閉じてしまうなど)見せましたが、
忙しかったので、修理を呼ぼうかどうしようかと迷っているうちに調子が戻りました。
説明書を読むと、室温が30度以上だとセンサーの働きが悪くなるそうで、それで誤作動していたのかもしれません。
便座に近づくと…
トイレに入ると(便座に近づくと)、次のことが自動で動き始めます。
- 人体検知センサーによって便ふたが自動で開く
- 便座の温めを開始(速暖便座)
人の入室を検知すると、便座の温めを開始し、 ECONAVIランプが点滅します。 便座温度が28°C以上の場合、ランプは 点滅せずにすぐ点灯します。人がいないときは、約24°Cでコントロールします。
便座が開いているときは、 便座は温められません。 便座を閉めると再び温めます。
便座温度が約28°Cになると、 ECONAVIランプが点灯に変わります。 その後数秒で、設定した便座温度になります。
※便座温度の設定を「切」にしていると ECONAVIランプは消灯しています。
冬場は28度になるまで約6秒かかります。
立ち上がると…
用を済ませ立ち上がると、次のことが自動作動します。
立ち上がると、オート脱臭の約1.5倍の風量で脱臭します。 約1分後に停止します
立ち上がってから約10秒後に、自動で便器を洗浄します。 着座時間により、大洗浄か小洗浄かを自動判断します。
約3分後に自動で便ふたが閉じます。 便座・便ふたが開いている場合は約5分後に自動で便座と便ふたが 閉じます。
※立ち上がってから自動洗浄までの時間など、各種機能は自分の好みに設定できます。
メリットが多くデメリットはわずか
このアラウーノの良い点は、たくさんあります。
- 便座が急速に温まる(速暖便座)
- 温水もその時点で沸かす(貯湯式ではない)
ひとが入った直後でも温水が不足しないという点は、非常に良いです。
リモコンも壁に付けるタイプで、とても使いやすいですね。
トイレットペーパーのホルダーもパナソニックで統一しました。
メリットとデメリットをまとめてみました。
メリット
- 快適で気分が良い
- 便器内を自動洗浄してくれる
- 便座ふたが自動開閉する
- 泡による男性の小便の跳ね返り防止機能がある
- 便座は人を感知すると暖まる(速暖便座)
- 温水も瞬間湯沸かしで、そのため人が続いて入っても温水不足にならない
- オート脱臭とパワー脱臭がある
デメリット
- 便器の汚れ落としに中性洗剤とトイレ用漂白剤しか使えない
- TOTOのウォシュレットに比べトイレシャワーがやや散漫な印象(TOTOのほうがピンポイントで当たる気がします)。
問題は頑固な汚れをどう落とすか
こうして見てみると、メリットのほうが圧倒的に多いですね。
私も非常に気に入っています。
ただ、唯一の欠点あるいは不満は、センサーの問題を除けば、
便器の汚れを落とす洗剤が限られることです。
陶器ならば、酸性やアルカリ性の洗剤が使えますので、しつこい汚れも落とせるのですが、アラウーノは「有機ガラス系新素材」のため、基本的に中性洗剤とトイレ用漂白剤しか使用できません。
では、尿石のような汚れにはどう対処したら良いでしょうか。
漂白剤が使えるなら、頑固な汚れも落とせるかもしれません。
漂白剤は、最後の手段にとっておくとして、まずは体にやさしい、クエン酸と重曹でトライしてみましょう。
クエン酸水と重曹で頑固な汚れ落としにトライ!
ビフォー
用意するもの
クエン酸水
重曹水
トイレブラシ
尿石など頑固な汚れの落とし方
- 汚れにクエン酸水をスプレーするか、トイレットペーパーに染み込ませ、貼り付ける。
- しばらくしたら、汚れを拭き、重曹水をスプレーする。
- トイレットペーパーか、トイレ用ブラシで汚れ部分をこする。
今回は、しつこい汚れだったので、1〜3を何度か繰り返しました。
その結果、こうなりました↓。
アフター
ほぼ落ちましたね。
アラウーノのクリーニングには中性洗剤しか使ってはいけないと、思い違いしていました。
もっと早くこうしていれば簡単に落ちたでしょう。
アラウーノは中性洗剤しか使えず汚れが落ちにくい、と思っていたのは間違った思い込みでした。
ますますアラウーノが好きになりました。
まとめ
商品名
パナソニック Panasonic
CH1302WS [温水洗浄一体型便器 全自動おそうじトイレ A・LA・Uno(アラウーノ) 130タイプWS]
便器と言えばTOTOという神話を信じる人がまだまだ多いようですが、アラウーノ に関して言えば、パナソニックを支持します。
何しろ価格がTOTOの対抗器種ナオレストと比べて少なくとも数万円は安いのに、快適な性能は勝とも劣りませんので。
「アラウーノ CH1302WS」は、買って良かった、おすすめの商品です。
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