『シッツ・クリーク』あらすじと登場人物。エミー賞「さよなら、SC」［コメディ］

そんなあなたのご要望にお応えします。

誰もが羨む富豪のローズ家。

ところが経理担当のビジネスパートナーに騙され突然、破産！

昔ジョークで買った無価値の町だけが財産（？）として残された。

その町の名は、シッツ・クリーク。

シッツ・クリーク町にある古びて汚いモーテルでローズ家の新生活が始まる！

果たして、ローズ家の再建はなるか！？

『シッツ・クリーク』ラストシーズンは、第72回エミー賞（2020年）でコメディシリーズ主要部門をすべて受賞する快挙を達成！

『シッツ・クリーク』はNetflixでののみ配信中！

『シッツ・クリーク』あらすじ

超裕福なセレブのローズ家は、ビデオストアの「ローズ・ビデオ社」を成功させたジョニー（ユージン・レヴィ）、彼の妻で昼メロドラマの元女優モイラ（キャサリン・オハラ）、そして彼らの甘やかされて育ったデヴィッド（ダン・レヴィ）とアレクシス（アニー・マーフィー）の4人家族。

ところが、信頼していたビジネスパートナーの経理担当者にだまされ破産してしまう。

彼らは、残された唯一の資産ーージョニーが1991年に息子への誕生日プレゼントとして冗談で購入したシッツ・クリークという小さな町ーーで生活を再建することに。

ローズ一家はそのシッツ・クリークにある古びた薄汚いモーテルで新たな生活を始める。

が、元金持ち一家と田舎の人々では価値観に大きな隔たりがあって、ローズ家の4人はなかなか溶け込めない。

しかも、シッツ・クリークは、現町長ローランド・シットの曽祖父が開拓した町で、子孫が代々町長を務めており、ローランドはちょっと、いやだいぶ変わっている。

ローズ家の面々が、町長夫妻とその息子、モーテルの受付の女性スティーヴィー、カフェのウェートレスのトワイラ、獣医のテッドなど町の人々との交流を通じて、どんな軋轢を生み、また変わっていくのか。

果たして、一家の再起はなるのか。

＼『Schitt’s Creek』予告篇（英語）／

＼『シッツ・クリーク』本篇を観るなら／

『シッツ・クリーク』主な登場人物

ジョニー・ローズ（Johnny Rose）ローズ家の父。「ローズ・ビデオ」をCEOとして全米２位のレンタルビデオ・チェーンに育て上げ、富豪となっていたが、ビジネスパートナーの裏切りにあい一夜にして破産。シーズン1の設定では51〜52歳。写真左は妻のモイラ。

モイラ・ローズ（Moira Rose）ローズ家の母。かつて、昼メロの女優として人気を誇り、デイタイム・エミー賞を12回も受賞した元スター。歌手として舞台に立っていたこともあるというが…。「ローズ・ビデオ」のグランドオープン・セレモニーでジョニーと出会い、結婚。1960年代生まれ。

デヴィッド・ローズ（David Rose）ローズ家の長男。ゲイかと思ったらマリファナを吸った勢いでモーテルの受付女性のスティーヴィーと肉体関係に。が、実はパンセクシャル（性愛の対象がすべて）。シッツ・クリークで雑貨屋跡に「ローズ・アポセカリー」（字幕の訳はローズ・トータルライフ）をオープンする。アポセカリーは薬局を意味する古語だが、日本の薬局とは違いアロマ、キャンドル、ボディケア、フレグランス、オーガニック食品などを含む広義のもの。シーズン１では32歳。

アレクシス・ローズ（Alexis Rose）ローズ家の長女。過去に犯した過ちで社会奉仕活動をさせられているが、パリピ（パーティ好き）で、男好き。最初は町長の息子のマットに惹かれる。が、獣医のテッドと恋仲になりプロポーズされるが断る。その後マットの彼女になるがマットと別れ、テッドの動物病院に勤め…??? 。シーズン１では、28〜29歳。

スティーヴィー・バッド（Stevie Budd）ローズ家の４人が住むことになるモーテルの受付係、後にオーナー。愛想は悪いが、やさしい心の持ち主。大麻を吸った勢いでデヴィッドと男女の関係になるが…。

ローランド・シット（Roland Schitt）1997年からシッツ・クリーク（Schitt’s Creek）開拓者の曾孫で町長。自分が町の法だとうそぶくが無能で変人。だが意外と町民から好かれている。50歳くらい。

ジョスリーン・シット（Jocelyn Schitt）町長の妻。高校の教師というが教室には小学生らしき子も一緒に。女性のアカペラグループで「ジャザギャルズ」のメンバー。町の女性たちのまとめ役。

マット・シット（Matt Schitt）町長夫妻の息子。イケメンで、越して来たばかりのアレクシスが惹かれる。トワイラの元カレ。後にテネシーと交際。アレクシスとヨリを戻そうとする。

トワイラ・サンズ（ Twyla Sands）カフェ「Tropical」のウェートレス、というか、かなりの自由裁量を持っているので店長（？）。タロットが得意。マットの元カノ。シーズン6エピソード13でアレクシスに秘密を明かす。

ボブ・カリー（Robert “Bob” Currie）自動車整備工。ジョニーが事務所として借りるガレージの所有者。町議会議員。

テッド・マリンズ（Ted Mullins）「VETERINARY CLINIC（動物病院）」を経営する獣医。アレクシスの彼氏になり2度プロポーズするが断られる。その後アレクシスをクリニックの助手に雇う。そして…。

ロニー・リー（Veronica “Ronnie” Lee）町議会議員。アレクシスとマットの社会奉仕活動の監督官。「ジャザギャルズ」のメンバー。

パトリック・ブルーワー（Patrick Brewer）ビジネスライセンス申請のアドヴァイザーとしてデヴィッドと知り合い、デヴィッドがオープンした店「ローズ・アポセカリー」のビジネスパートナーに。性愛は元々ストレートで、レイチェルという婚約者がいた。が、デヴィッドと惹かれ合い…。

Photos:IMDb

シーズン・エピソードごとのあらすじ

１-1　ようこそ没落セレブ人生へ

ローズ・ビデオ社は全米２位のレンタルビデオチェーンだったが、経理担当者に横領され、ローズ家は文無しに。一家は、かつてジョークとして息子へのプレゼントとして買った田舎町シッツ・クリークに移り住むことに。

1-2　誰かこの水漏れを止めて！

父ジョニーと母モイラは一日も早くシッツ・クリークを脱け出したいがため、町を売りに出そうと考える。だが、それには町長のローランド・シットのサインが必要だと分かって町長のご機嫌を取ろうとする。

1-3 ヤバすぎる町の看板

ジョニーは町の入口にある看板の絵に愕然。取り外そうと奔走するが…。モイラはネットでエゴサーチした結果、ひどく落ち込んでしまう。

1-４　カルの子はカエル？

クローゼットはデヴィッドの洋服であふれ、アレクシスはかつての過ちのため社会奉仕活動。子どもたちを甘やかして育てたことを反省したジョニーとモイラは、良い親になとうとするが…。

1-5　キャビンでのおアツい一夜

プライバシーのない生活に疲れたジョニーとモイラは、町長の言葉に甘え、彼のキャビンを一晩借りることに。だが…。

1-6　ローズ家にワインとバラを

モイラに地元のワイナリーからCM出演の依頼があって撮影が始まるが、ブランクのためなかなかうまく行かず…。アレクシスは、ヨガ教室でマットとの距離を縮める。

1-7　男らしさの象徴と女のプライド

デヴィッドは、モーテルの受付係のステイーヴィーに良いところを見せようと町の人々と七面鳥狩りに。モイラは、町長夫人のジョスリンから美容サロンに誘われる。

1-8　あなたもアレヴーで成功者に！

友人から誘われた化粧品販売の話に乗ったモイラは、デヴィッドとともに町の人々に売りつけ、収入を得ようとするが、それはねずみ講だった。

1-9　死人に口なし

ジョニーは町人の葬儀で棺を担ぐ役を依頼されるが、理由をつけて断る。が、その代わり、ほとんど知らない故人について弔辞を述べるハメに…。

1-10　甘くてスィートな関係？

ジョニーとモイラは町長主催のパーティに。テッドとアレクシスは夕食会を主催。デヴィッドとスティーヴィーはマリファナの勢いでベッド・インしてしまうが…。

1-11　厄介な来訪者

疎遠になっていたモイラの妹が突然シッツ・クリークの姉夫妻を訪ねて来て小切手を切るが…。ジョスリンは、ゲイであることに悩む自分の生徒に、デヴィッドのアドバイスを依頼する。

1-12　人生にサプライズはつきもの

ジョニーはモイラのサプライズ誕生パーティを企画。モイラには寄付金調達のパーティと偽る。ところがモイラは寄付金集めと聞いて興味を持ち、口を出し…。

1-13　救世主ついに現る!?

町の買い手が見つかり、はしゃぐローズ家の人々。町長の家で、買い手が書類にサインすることに。一方、ローズ家の人々は、シッツ・クリークという町に愛着も抱き始めていることにも気づく。

↑英語版

2-1　デヴィッドはどこ？

アレクシスはマットへの気持ちを抑え込めず悩む。一方、デヴィッドが行方不明になったにもかかわらず、モイラの頭の中は消えたバッグのことで一杯。

2-2　母の手料理が一番

ローズ家ではモイラが夕食を作ると言い出し、皆を恐怖のどん底に。ジョニーは再起のために事務所を探す。アレクシスは、あるジレンマに陥る。

2-3　オーディション

デヴィッドの大切にしているセーターが虫食いの被害に。モイラは町のアカペラグループ「ジャザ・ギャルズ」のオーディションを受ける。ジョニーはボブのガレージを借りて事務所にするが、落ち着いて仕事ができず悩む。

2-4　マットレス争奪戦

アレクシスの恋人のマットから自転車のプレゼントが届くが、実は自転車に乗れず…。モイラは、故人の遺品のオークションで未使用のベッドマットレスをジョスリンと競り合う。デヴィッドは町長の買い物に付き合う。

2-5　事業成功の秘訣

風邪を引いたアレクシスをモイラが母親らしく看病することに？　ジョニーがもらした未定の事業計画の一端が思わぬ波紋を巻き起こす。デヴィッドは自分のセンスを活かしてウェンディの経営するブティック「ブラウス・バーン」の店員になろうと面接を受けるが、先日町長と訪れた時、「悪趣味な店」とデヴィッドが評したことをウェンディは覚えていた。

2-6　町議会にモノ申せ！

モイラは町の美化を町議員たちに訴える。アレクスは突然ヒゲを剃ったマットに動揺し、関係がギクシャクする。デヴィッドはウェンディのブティックに雇われ働くが、自分のセンスで店の雰囲気を変えてしまったり、ウェンディから言われた『控除』という言葉を誤解して、いろいろ購入してしまったり…。

2-7　華麗なる政界進出？

モイラは町会議員選挙への出馬に意欲を見せる。アレクシスはシングルに。デヴィッドとスティ−ヴィーは飲みに出かける。

2-8　ミルクマネー

ジョニーは地元の生乳で商売しようと考える。アレクシスはヒゲを蓄え逞しくなった元カレのテッドと再会。デヴィッドはジョスリンから髪型や服装のアドバイスを求められ答えてしまったことで母親の怒りを買う。町議選でのモイラとジョスリンとの戦いはヒートアップ。

2-9　ヌード写真

モイラはジョスリンから「昔の写真が出回っている」とほのめかされスティーヴィーに検索してもらうが、出てくる写真はモイラとO.J.シンプソンなどの犯罪者と一緒に写っているものばかり。が、モイラはヌード写真を探す。アレクシスはテッドから思いがけない申し出を受ける。

2-10　必死の選挙運動

モイラは有権者の支持を集めようと必死だ。アレクシスは動物病院で働くようになり仕事の大変さを実感する。デヴィッドは、ブティック経営者の継娘を一日あずかることになる。

2-11　迷惑なお隣さん

モーテルの隣の部屋から突然、大音量の音楽が流れ始め、眠れないジョニーとローズ。翌朝苦情を言いに行くとなんと住人は町長だった。一方、アレクシスはデヴィッドと一緒に新たな住居物件を探しに行く。

2-12 　消えた看板

モイラの選挙運動の看板が消えた。モイラは妨害工作を唱えるが…。アレクシスは、仕事で挫折を味わったデヴィッドの力になろうとする。

2-13　結婚記念日

ローズ夫妻は町長夫妻から高級レストランでの食事に誘われるが、結婚記念日を理由に断る。ところが、そのレストランでたまたま再会した旧知の夫妻と歓談をしているところへ町長夫妻が現れる。一方、アレクシスとデヴィッドはマットのパーテイへ。

3-1　初日が肝心

モイラは初めての町議会。ジョニーは新たなビジネスを始めようとする。

3-2　三角っぽい関係

デヴィッドをランチに誘うモイラに、アレクシスが不満を唱え、モイラはアレクシスとランチすることになるが、お互いぎこちない。デヴィッドとスティーヴィーは腹の探りあいをする。

3-3　新しい中古車

中古車を少しでも安く買うために、貧乏に見せようとするジョニーとモイラ。でも、モイラがある演技をしたために業者にバレてしまう。デヴィッドは、スティーヴィーの大叔母の葬儀の準備を手伝うことに。

3-4　実技試験はパス

父親から車の免許の提示を求められデヴィッドの免許が失効していたことが発覚しデヴィッドは更新の試験うを受ける。大叔母から相続したモーテルの売却を考えるスティーヴィーをローズ夫妻は何とか引き留めようとする。

3-5　ご休憩プラン

映画のオーディションに意気込むモイラ。それを応援するデヴィッド。ジョニーはモーテルの時間貸しを思いつく。アレクシスの録画した映像にはテッドの思わぬシーンが見つかる。

3-6　謎解きパーティ

地元のゴルフクラブとツアーの契約を結ぼうとするジョニーとスティーヴィー。モイラはトワイラの「謎解きパーテイ」の参加者集めに奔走する。

3-7　雑貨店始めます

アレクシスは、中退した高卒の資格を取るためジョスリンの高校に通い始める。町の雑貨店が閉店すると知ったデヴィッドは、その跡での新しいビジネスを考える。ジョニーはパン作りの得意なアイヴァンからシナモンケーキをモーテルに納品させることを思いつく。

3-8　クチコミ大歓迎！

ジョニーはモーテルのオリジナル・コースターを作る。モイラは一時的に依頼されモーテルの受付を行うが、態度が悪く、ネットで批判される。デヴィッドは新たな人物と出会う。

3-9　ささいな情事

ローズ家では一台の車を共有しているためジョニーは使用ノートを作ったが、誰も記録しない。モイラとローランドは、地域協議会の会合に泊まりの出張し、朝目覚めたら２人は同じベッドに！　アレクシスはパトリックに一目惚れするが…。

3-10　セバスチャン・レイン

デヴィッドのニューヨーク時代の元カレがモイラの写真を撮るためにやって来る。ジョニーとローランドはボブが主催するポーカー大会に参加する。アレクシスは高校卒業に必要な書類に奉仕活動の項目があるため、テッドが行っている高齢者慰問のダンス教室に参加する。

3-11　シラミなんか怖くない

アレクシスにシラミが感染、モーテル中に広がる危機。自分の名前がついた花壇が町にできると聞いたモイラは断ろうとする。

3-12　友達と家族は大歓迎

富豪時代に一家を描いた大きな肖像画が返還されたが、巨大過ぎて置き場がない。デヴィッドは新事業の開店イベントを迎える。アレクシスはテッドとキスを交わす。

3-13　卒業式の夜

モーテルが満室に！　ジョニーとスティヴィーは大喜び。アレクシスは高校を卒業。デヴィッドとパトリックは２人だけで出かける。

4-1　４号室に死体が！

モーテルが満室になるようになり軌道に乗って来たモーテル経営だが、スティーヴィーが4号室で死体を発見する。モーテルの風評被害を怖れたジョニーやスティーヴィーがとった対策は？

4-2　妊娠検査キット

アレクシスのゴミ箱から陽性反応の妊娠検査キットが見つかる。ジョニーはアレクシスと話をするが、どうも噛み合わない。アレクシスの頭の中は、進む大学のことで一杯だった。

4-3　テレビでおなじみ

モイラは、アスベスト・フェスティバルの準備に余念がない。デヴィッドとパトリックは、店の前にたむろする若者たちへの対応で意見が割れる。

4-4　指のトリック

アレクシスとトワイラは、モイラの運転する車で町に繰り出す。デヴィッドは、トイレの吸引具を店に置く置かないでパトリックと揉めたりで自分の頑固さに気づかされる。

4-5　さらば大女優

「モイラが死んだ」という噂がネットで広がり、花束が届いたり…。ジョニーはローランドから頼み事をされるが、断りたい。

4-6　飛び入り演奏会

デヴィッドとパトリックは自分たちの店「ローズ・トータルライフ」に客を呼び込むため、オープンマイクを開催。アレクシスは、大学で学んだことを基に、モーテルのブランド改善案をプレゼンする。

4-7　悪夢のバーベキュー

アレクシスに届いたメールの意味が理解できないでいるアレクシス。ジョニーとモイラは、パトリックを知るために家でのバーベキューを計画する。

4-8　ジャザガイ誕生？

アカペラの「ジャザギャル」にジョニーも参加。デヴィッドとスティーヴィーは、スパでハネムーン中の夫婦のフリをするハメに。アレクシスはデートアプリを試し、テッドのライバル獣医と会うことに。

4-9　仲直りのきっかけ

デヴィッドはパトリックと仲直りするが、もっと早く仲直りしていたらと悔やむ。モイラは町議会でアレクシスの案を自分の案として提案してしまう。

4-10　だから赤ん坊は嫌い

アレクシスは旧友とシッツ・クリークで出くわす。デヴィッドはジョスリンから言われて彼女の子の「ベビーシャワー」を企画。ジョニーとモイラはユニークな調査を行う。

4-11　盛大なロールアウト計画

モーテルの新ブランドお披露目計画は、デヴィッドの店のバスグッズに問題が発生したため予想外の展開に。モイラは陪審員に呼ばれるが、ジョスリンも選ばれていて…。

4-12　　魅惑のシングル・ウィーク

アレクシスが企画したシッツ・クリーク初のシングル・ウィークが開催される。パトリックはデヴィッドに自分の気持ちを伝え、町の人口が1人増加することに。

4-13　メリークリスマス、ジョニー！

ジョニーは昔のようなクリスマスパーティを開くことを思いつく。ジョニーはやる気満々だが、家族は乗って来ない。

5-1　復帰への第一歩

モイラは、映画「クロウ」の撮影のためボスニアに行き、寂しいジョニーはローランドの仕事を奪うほど仕事に打ち込み、ローランドは面白くない。デヴィッドとアレクシスは、自然の中で楽しい一時を過ごす。

5-2　ラブレター

モイラは、夫あての古いラブレターを見つけ、取り乱す。デヴィッドとスティーヴィーは、店に押し入った強盗にカネを要求されるが、商品を渡して帰す。

5-3　サクラ大作戦

有名ブロガーにモーテルを高く評価してもらいたいジョニーとアレクシスは、スティーヴィ−をモーテルに宿泊する客と装いブロガーにアピールするアイデアを思いつく。

5-4　ゴージャスドレス

モイラは「クロウズのプレミア」に参加するためのゴージャスなドレスを3700ドルで購入。モイラにしてみれば特注ではなく既製服でガマンだが、ジョニーにしてみればかさむ費用に気がきではない。デヴィッドはスティーヴィーに誘われイヤイヤ出かける。

5-5　修羅場の引っ越しパーテイ

デヴィッドとパトリックは、引っ越しパーテイを開く。モイラとジョニーは町長夫妻の赤ちゃんの子守を引き受けてしまい、ジョニーが悪戦苦闘する。

5-6　今を生きろ！

ジョスリンはモイラやジャザギャルたちとカジノへ行き、楽しい夜を過ごす。ジョニーは、スティーヴィーと気まずい会話に。

5-7　欲望のささやく声

ジョニーは、手を握って来たりするテッドの母が、自分に気があるのではないかと思い始める。モイラは、ジョスリンが企画した舞台「キャバレー」のオーディションに立ち会う。デヴィッドは、ローランドの赤ちゃんをあずかることに。

5-8　おもてなし賞

ジョニーとスティーヴィーは、接客業に贈られる名誉ある賞の受賞式に出席する。モイラは娘が「キャバレー」のオーディションに参加するのを阻止しようとする。モイラは主役にスティーヴィーをキャスティングする。

5-9　MVP

デヴィッドはメンバーが欠けた「カフェ・トロピカル」チームの穴埋めに恒例の野球試合に出場することになる。ジョニーは「ボブのガレージ」チームの穴埋め選手に。スティーヴィーは「キャバレー」の主役を引き受けてしまい、プレッシャーに押しつぶされそうで後悔する。

5-10　不幸な事故

モイラをスパに送る途中、ジョニーとモイラの乗った車が猫を轢（ひ）いてしまう。デヴィッドは、店をアレクシスに任せ、スティーヴィーとフリーマーケットに。そこでデヴィッドはブティックの店主ウェンディと再会するが、彼女の新たなビジネスが自分のビジネスに酷似していることを知る。

5-11　はじめまして、ご両親

アレクシスは落ちぶれたと思われるのを嫌がるモイラをファンの集いに引っ張り出す。パーティに参加するためパトリックの両親が町にやって来て、パトリックはカミングアウトする。

5-12　ジョークの達人

ジョニーはモイラの代理で町長主催の「ジョークの会」に出席。練習ではウケなかったが、本番ではややウケする。デヴィッドは、スティーヴィーとパトリックの秘密をモイラに知られないように隠す。

5-13　ハイキング

パトリックは、デヴィッドをハイキングに連れ出すがパトリックがケガをし、パトリックを担ぐ。デヴィッドはパトリックから思いがけないプロポーズを受け、感激する。舞台の準備を手伝うジョニーは突然、体調不良を訴え、病院で検査をすることに。モイラ、っスティーヴィー、ローランドは不安に感じながら検査結果を待つ。

5-14　人生はキャバレー

いよいよ舞台「キャバレー」開幕！　だが、主役のスティーヴィーが行方不明に。最後にスティーヴィーに会ったのはデヴィッドだということで何か言わなかったかと問われたデヴィッドは、パトリックからプロポーズされたことをスティーヴィーに伝えたと言い、まだ発表するはずではなかったのに、一気に知られてしまう。

6-1　新しい夜明け

理想の結婚式場を見つけようと、デヴィッドとパトリックは式場見学にスティーヴィーとアレクシスを連れて行く。モイラは、出演した映画「クロウ」がお蔵入りを免れネット配信されることになり喜ぶ。アレクシスはテッドを追ってガラパゴスに行くはずだったが、手違いで1ヶ月後に。

6-2　モイラのライブ配信

デヴィッドは子どもの頃から悩まされた、嬉しい日が近いとしてしまう癖が出て恥をかく。アレクシスの手違いでデヴィッドとパトリックの会話がライブ配信されてしまう。モイラは映画「クロウ」の宣伝のために、アレクシスの手を借りてSNSを活用し始める。「キャバレー」出演で自信をつけたスティーヴィーは、外の世界で自分を試したいと思うようになる。

6-3　勝負は就職面接で

スティーヴィーが、CAの採用試験に行くというのでデヴィッドも同行する。ジョニーは事業拡大のための融資を銀行に申請するが断られるが、結局、町長夫妻が出資することに。アレクシスはテッドと体験を共有しようと、亀を飼い始める。そんなアレクシスをテッドはリモートデートに招く。

6-4　花嫁の介添人は私

アレクシスは映画『クロウ』の予告篇をネットに上げ、モイラは、それを皆に見せる。モイラはジョセリンからも絶賛の言葉を期待するが…。ジョニーとローランドは、モーテルの部屋に残されたおカネと銃のために張り込みを始める。スティーヴィーは合格したCAの職を１週間も経たないうちに辞める。

6-5　プレミア開催

アレクシスは、映画『クロウ・ハブ・アイズ3』のプレミアムイベントを企画する。モーテル事業に復帰したいスティーヴィーをジョニーが訪ねて来るというので彼女は復帰して欲しいという言葉を期待するが、ジョニーからは「君の幸せを願っている」としか言われず、自分から戻りたいと伝える。

6-6　恋の手助け

プレミアでのカラス騒動動画は24時間で200万回再生され、モイラはテレビ出演をする。パトリックとデヴィッドは、デヴィッドの元カレでスティーヴィーの元カレでもあるジェイクから彼の家に誘われる。ボブはグウェンに家を取られ、ロニーの家の厄介に。ジョニーはロニーとローランドにボブを励ますための恋人探しを提案し、手伝う。

6-7　モイラ・ロゼ

モイラとデヴィッドは、地元のワイナリーで社長がモイラのファンである「ハーブ・アートリンガー・ワイナリー」が「モイラ・ロゼ」を出したいというので試飲会へ。アレクシスは友人たちをフィットネスに誘うが、カルトだと気づき、脱け出す。

6-8　特別スイート・ルーム

ジョニーたちは新モーテルの「テープカット」を行う。スイート・ルームを見て、夫婦で使いたいというローランドをたしなめるジョニーだったが、モイラから頼まれてスイートに泊まろうとするとそこへローランド夫妻が。テッドが帰国し喜ぶアレクシスだが、テッドが３年契約でガラパゴスに残るオフォアーをもらったことを聞かされ悩む。デヴィッドはパトリックと記念写真を撮ろうとするが…。

6-9　別れの反動

テッドと別れたアレクシスは夜遅く男に車で送らて帰宅する。ジョニーは自分と変わらない齢のアーサーと付き合うアレクシスを心配する。デヴィッドはジョセリンを試験的に雇う。ローズ家の車に卵がたくさんぶつけられていて、モイラは有名人ゆえの恐怖を語る。モイラはそのことを議員らに訴えるが、町長はある雑誌を示し、卵を投げられないほうが不思議だと言う。

6-10　また陽は昇る

ジョニーは、デヴィッドの結婚式で料理費用を負担するつもりだったが、懐事情が厳しくなってしまった。モイラは、かつて出演したドラマ『サンライズ・ベイ』の制作責任者ティッピー・バーンスタインから連絡があり、当時の共演者クリフトンと一緒にやって来る。『サンライズ・ベイ』をプライムタイムでリブートするというのだ。モイラは敢えてムリな要求を突きつける。

6-11　バチェラーパーティ

バチェラーパーティとしてパトリックの希望で「脱出ゲーム」をやることに。モイラは航空会社のラジオCMの仕事を受けることになってスタジオに入ったのだが…。ジョニーは昔のツテを頼って、投資してくれそうな人を探す。投資家のマイク・モリソンが興味を持ち、ニューヨークで会うことに。

6-12　いざプレゼンへ

ジョニー、スティーヴィー、ローランドの3人は、投資会社へのプレゼンのため手配された自家用機でニューヨークへ。プレゼンが無事に終わり、返りかけてカバンを忘れたことに気づいたローランドが会議室に戻ると、投資会社の連中がジョニーをバカにする言葉をはいているのを聞いてしまう。ローランドは彼らに向かって「恥を知れ！」と言う。ローズ家の家族は、期待に胸を膨らませ、早くもニューヨークに移る夢を抱くが…。

6-13　ローズ家、ふたたび

服を整理しトワイラにあげようとカフェにやって来たアレクシスに、トワイラは秘密を打ち明ける。「実は数年前に宝くじで9200万ドル当てたの。おカネのためにここで働いているのではない。私のおカネを使う母を見て、幸せはおカネでは買えないと学んだ。大事なのはどう生きるかよ。笑顔になれることをしたい」と言う。リブート企画での要求がすべて通ったとティッピーからモイラに連絡が入る。トワイラはアレクシスの言葉に響いてカフェ・トロピカルを購入する。

6-14　ハッピー・エンディング

モイラとジョニーはロサンジェルスに、アレクシスはニューヨクに、デヴィッドは町に残ることに。いよいよ結婚式という日、前夜の大雨で屋外式場が浸水し、式場の変更をしなくてはならない事態に。大雨のため司祭も来られない。みなに相談して確保できた場所は町役場。ジャザ・ギャルズのアカペラの中、デヴィッドはアレクシスとともに入場。神父役のモイラは、涙ながらに祝福の言葉を語り、２人に誓いの言葉を促す。

『シッツ・クリーク』解説

『シッツ・クリーク（Schitt’s Crrek）』は、2015年から2020年に放送されたカナダのコメデイドラマシリーズ。

企画制作はユージン・レヴィとダン・レヴィ父子。

このドラマは、2015年1月13日からカナダCBCで放送が開始され、2015年2月11日からは米国のPop TVで放送された。

当初人気は限られていたが、シーズン3からはNetflixで配信が開始されると人気に火がついた。

製作総指揮・脚本を務めるダン・レヴィは、リアリティ番組を見ていた時に番組のアイデアを思いついた。

「お金がなくてもカーダシアン家はカーダシアン家であり続けるのだろうか」との疑問から始まった。

ダン・レヴィは父親のユージン・レヴィと共に脚本を練り上げた。

番組は批評家から高い評価を受けており、多くの賞を獲得している。

第71回エミー賞ではPop TVの番組として初めてプライムタイム・エミー賞（一般的にエミー賞と言われるもの）にノミネートされ、2020年の最終シーズンは第72回プライムタイム・エミー賞でコメディシリーズ主要部門をすべて受賞する快挙を達成した。

因みにタイトルの「Schitt’s Creek」の意味は、直訳すると「シットの小川」だが、クリークには「小川, 流れ, 支流」の意味以外に俗語として「苦境に立っている, 困っている」という意味があり、また、Schittは町長の姓だが、英語のshit（シット）と同じ発音で、「糞、汚物」のことで、意味深長だ。

シーズン1~6 全80話
放送時間22分（通常）42分（スペシャル）

『シッツ・クリーク』感想

変人はいっぱい登場するが、いわゆる「悪人」は出てこず、見ていて心がほっこりしてくる楽しいコメディ。

楽しく視聴しながらも、愛や思いやり、多様性を受け入れる大切さなどについて考えさせられる良質なドラマだ。

『シッツ・クリーク』を観るには？

『シッツ・クリーク』は、ネットフリックス（Netflix）で全シーズンとも観られる。

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『シッツ・クリーク』受賞歴

2015年Directors Guild ofCanada賞２カテゴリー受賞
2016年カナダ・スクリーン賞9カテゴリー受賞

第5回カナダ・スクリーンアワードで13カテゴリーノミネート
MTV Movie＆TV賞およびCritics’Choice Television賞ノミネート

2019年、15のカナダ・スクリーン賞と4カテゴリーのプライムタイム・エミー賞（いわゆるエミー賞）にノミネート
女優（キャサリン・オハラ）によるベストパフォーマンス賞
カナダ・スクリーン賞のベスト・コメディプログラムまたはシリーズ賞を受賞

2020年の第72回エミー賞では、4つの演技カテゴリー（主演男優賞、主演女優賞、助演男優賞、助演女優賞）、および作品賞、監督賞、脚本賞を受賞

『シッツ・クリーク』キャスト

ジョニー・ローズ（Johnny Rose）ローズ家の父・役　　ユージン・レヴィ（Eugene Levy） 1946年12月17日カナダ・ハミルトン生まれの俳優、作家、プロヂューサー。『女神が家にやってきた』 (2003)、『12人のパパ2』(2005) 、『花嫁のパパ2』 (1995)。2020年、『シッツ・クリーク』でエミー賞主演男優賞を受賞。

モイラ・ローズ（Moira Rose）ローズ家の母・役　　　キャサリン・オハラ　（Catherine O’Hara）　1954年3月４日カナダ・トロント生まれの女優。『ビートルジュース』 (1988)、『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』 (1993)、『ランケンウィニー 』(2012)、『ドッグ・ショウ! 』(2000)、『みんなのうた』 (2003)。2020年、『シッツ・クリーク』でエミー賞主演女優賞を受賞。

デヴィッド・ローズ（David Rose）ローズ家の長男・役　　ダン・レヴィ（Dan Levy ）1983年８月９日カナダ・トロント生まれの俳優、作家、プロヂューサー。ユージン・レヴィの息子。2020年、『シッツ・クリーク』でエミー賞助演男優賞を受賞。

アレクシス・ローズ（Alexis Rose）ローズ家の長女。デヴィッドの妹・役　　アニー・マーフィー　（Annie Murphy）2020年、『シッツ・クリーク』でエミー賞助演女優賞を受賞。

スティーヴィー・バッド（Stevie Budd）モーテルの受付、後にオーナー・役　　エミリー・ハンプシャー（Emily Hampshire） 1981年８月29日カナダ生まれの女優。『コズモポリス』(2012)、『ゾンビ・リミット』(2013)。

ローランド・シット（Roland Schitt）町長・役　 クリス・エリオット（Chris Elliott） 1960年５月31日米ニューヨーク生まれ。『恋はデジャ・ブ』(1993)、『メリーに首ったけ』(1998)。

ジョセリン・シット（Jocelyn Schitt）クリーク町長の妻・役　ジェニファー・ロバートソン（Jenn Robertson）カナダ生まれの女優、作家。

トワイラ・サンズ（ Twyla Sands）カフェのウェートレス・役　サラ・レヴィ（Sarah Levy）カナダ生まれの女優。『幸せの教室』(2011)、『12人のパパ2 』(2005)。ユージン・レヴィの娘。

ボブ・カリー（Robert “Bob” Currie）ガレージの経営者、町議会議員・役　ジョン・ヘンフィル（John Hemphill）1953年生まれのカナダ人コメディアン俳優　、作家、プロデユーサー。『ゾディアック』(2007)、『グレイズ・アナトミー 恋の解剖学』 (2005) 、『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』 (2001)。

マット・シット（Matt Schitt）町長夫妻の息子・役　ティム・ロゾン（Tim Rozon）1976年6月4日カナダ生まれのイケメン俳優、プロデユーサー。

テッド・マレンス（Ted Mullins）動物病院のドクター、アレックスの恋人・役　ダスティン・ミリガン（Dustin Milligan）1985年7月28日カナダ生まれの俳優。『トワイライト　初恋』(2008)、『新ビバリーヒルズ青春白書』(2008)。

ロニー・リー（Veronica “Ronnie” Lee）町議会議員・役　カレン・ロビンソン（Karen Robinson）『NARC ナーク』(2002)、『ラースと、その彼女』(2007)。

パトリック・ブルーワー（Patrick Brewer）デヴィッドのビジネスパートナーで婚約者・役　ノア・リード（Noah Reid）　1987年5月カナダ・トロント生まれの俳優、作家。

Photos:IMDb

『シッツ・クリーク』評判

本作は批評家から肯定的な評価を受けている。シリーズ通算の批評として、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesでは批評家支持率が92%、IMDbでの評価は49,477票で8.5/10と高評価。

『シッツ・クリーク』クリエイター

企画・制作　ユージン・レヴィ（Eugene Levy）、ダン・レヴィ（Dan Levy）

エグゼクティブ・プロデューサー 　ユージン・レヴィ（Eugene Levy）、ダン・レヴィ（Dan Levy）、フレッド・レヴィ（Fred Levy）、アンドリュー・ブランズリー（Andrew Barnsley）、ベン・フェイギン（Ben Feigin）、ケヴィン・ホワイト（Kevin White）、デヴィッド・ウェスト・リード（David West Read）

プロヂューサー　コリン・ブラントン（Colin Brunton）、コスタ・オーファニディス（Kosta Orfanidis）

＼『シッツ・クリーク』は↓／

このドラマだけではなく、ぜひ見てほしいのが、

『さよなら、シッツ・クリーク：6シーズンの感謝を込めて』44分。

「舞台裏を丸ごと紹介するドキュメンタリー」と説明されているが、これでも思わず泣けてしまう。

モイラが頻繁に変えるウィッグ（カツラ）の使用や訛りなどがキャスリン・オハラの案だったことも明かされる。

アレクシスとテッドの別れのシーンでは撮影を見ていたユージン・レヴィ、サラ・レヴィが思わず泣いてしまう光景が映されている。

歌手でダンサーのポーラ・アブドゥルは「笑ったと思ったら泣いてる」と語り、

フィギュアスケートのオリンピック選手ジョニー・ウィアーは「幸せなんだ。テレビのあるべき姿だね」と言い、

監督のキャメロン・クロウは、「この番組は時間が経つにつれより魅力が増す。続けてほしいね」と絶賛。

モイラのキャラは、LGBTQ（レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー・クィア）のコミュニティで大人気だそうだ。

「プライドと自信に満ちていて堂々とした彼女は美しい」

「モイラは思いやりのある中身のある人間だ。現代版ゲイ・アイコンだね」

前出のウィアーも、「『シッツ・クリーク』がLGBTQに愛されるのは、LGBTQであることが普通だと描かれているから」とも述べている。

アレクシス役のアニー・マーフィーはこの番組の中で、「番組がきっかけで家族にカミングアウトした人から手紙をもらった」と話している。「クィアな子どもを理解できたと」。

LGPTQの子どもを持つ母親のファイスブックのグループからもらった手紙を、パトリックを演じたノア・リードが読み上げる場面があるが、感動的だ。

集まったスティーヴィー、ロニー、トワイラ、デヴィッド、アレクシス、ジョセリン役の俳優たちはみな涙を堪えきれない