『ポロス』あらすじ,美女イケメン俳優の素顔,シーズン5,史実は?

ポロス

インドの『ポロス〜古代インド英雄伝〜 』が超面白い。

紀元前350年頃の古代インドを舞台に繰り広げられる壮大な物語で、総制作費は何と81億円、全5シーズン299話

インドやインド映画好きでなくても、このドラマはハマる要素がたくさんあります。

それには後ほど触れますが、まずは壮大なストーリーの前提となる序段、あらすじ、そして美女イケメン俳優の素顔、シーズン4,史実との違い等をお届けします。

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タップで飛ぶ目次

ライバルの国の王と結婚したアヌスヤの数奇な運命

ポロス

古代インドには、パウラヴァとタクシラの二大王国が栄えていましたが、この二国は対立しながらも共存していました。

富をもたらすジェーラム川 (ヒュダスペス川)の主導権(通商権)も、競技大祭で王同士が競技して、勝ったほうが取っていました。

戦(いくさ)ではなく王同士が競って勝ったほうの国が権利を獲得するというなんとも古代らしい平和的(?)な決め方です。

パウラヴァのム二王が勝って、あわやタクシラ国のアンビ王が殺されるかとおもいきや、その時、バムニ王は助けを求めるある女性の声を聞いて、思いとどまります。

その女性こそ、タクシラ王の妹アヌスヤでした。

パウラヴァのバムニ王はアヌスヤに実は一目惚れして(?)二人は結婚することになります。

アヌスヤは永年の対立を超え2国が融和することを夢見ており、自分がパウラヴァのバムニ王の妃になることで、夢が実現できると考えたのです。

アヌスヤの考えは、第1話の次の言葉に表れています。

「私たちはこの国の礎を築いたバラタ族の末裔。子は宝です。遺恨のために国の未来を弄びたくありません」

ところがバムニ王は、初夜を終えると豹変し、王妃を使用人の部屋に追いやってしまいます。

なぜでしょうか。

それはドラマを観てくださいね。

アレクサンダー大王とジェーラム川で決戦

このドラマの本当の主役は、タイトルのとおり、パウラヴァのバムニ王とアヌスヤ王妃との間に生まれ数奇な運命を辿るポロスです。

国王の息子でありながら赤ん坊の時に殺されそうになり、一命を取りとめがらも盗賊の一員として育つという数奇な運命をたどった主人公・プル(ポロス)。

このドラマは、そのプルが再び祖国に戻り、やがて王として世界最強の征服者・アレクサンダー(アレクサンドロス)大王との歴史的な戦いに挑むまでを描きます。

元来ポロスとは王の愛称で、名前ではありません。

ドラマでは「プル」という名が与えられていますが、名前は不明で、パルヴァータカ王がポロスだという説もあります。

ポロスは、奇しくも彼の誕生と時を同じくしてマケドニアに誕生したアレクサンダー三世と、後にジェーラム川で戦うことになります。

その辺りの史実は、ウイキペディアから引用させてもらいます。

ギリシア系史料によれば、紀元前327年にアレクサンドロス大王がインド西北部に侵入した当時、この地域には3人の有力者がいた。ひとりはインダス川上流のタキシラの王国を父から受け継いで間もない新首長・タクシレス(英語版)(古代ギリシア語: Taxiles、ヒンディー語: Ambhi アーンビ)であり、もう一人はカシミール地方を支配するアビサレス(英語版)王、そして最後が東部パンジャブのポロス王であった。

当時ポロスの領土はインダス川の支流のひとつヒュダスペス川(現在のジェルム川)からアケシネス川(現在のシェナブ川)にいたる肥沃な地域にあり、ギリシアの記録によれば騎兵4千、歩兵5万、戦車300、戦象200を動員できたという。ポロス自身は身長2mを越す巨漢で、勇猛並びない戦士であったとされる。

ポロスは長年タキシラの王と争っていた。そのためタキシラの新首長・タクシレスがいちはやくアレクサンドロスに降ったことを知ると、カシミールのアビサレスと結んでマケドニア軍への抗戦を決定し、領国西境のヒュダスペス川でアレクサンドロスの侵攻軍を阻止することにした。

紀元前326年の夏のはじめ頃、アレクサンドロスはタクシレスらインドの同盟諸侯とともにヒュダスペス河畔に到達した。アレクサンドロスは対岸でポロス率いる大軍がマケドニア軍を待ち受けているのを知ったため、軍を河畔にとどめて戦機を探った。正面から渡河を強行するのは危険であるため、アレクサンドロスは騎兵を使って毎夜のように陽動作戦を展開し、ポロスの軍がそれに応じるのに疲れるのを待って、嵐の夜に少数の精鋭騎兵を率いて上流に迂回し、ひそかに川を渡った。

ポロスは間もなくこれに気付いて息子の一人を迎撃に送るが、この小部隊はアレクサンドロスに粉砕された。ポロスは全部隊に迎撃の構えを取らせるが、アレクサンドロスが対岸に残していた部隊に背後を衝かれたこともあって敗北する。このときポロスは同盟者アビサレスの援軍を期待していたという説もあるが、アビサレスはマケドニア軍侵入のほぼ全期間を通じて形勢眺めに終始した。

ポロスは兵が次々に倒れても最後まで戦象の上で奮戦し続けたので、その勇気に感嘆したアレクサンドロスは降伏を勧める。アッリアノスによればアレクサンドロスははじめタクシレスを使者に立てたがポロスが相手にしなかったため、何度も勧告使を送り、最後にポロスの旧友メロエスという人物によって説得に成功したという。なお、現代インドの研究者の中にはこのメロエスをのちのチャンドラグプタ・マウリヤに比定する者もいるが、根拠はきわめて薄弱である。

アレクサンドロスに処遇の希望を訊かれたポロスは「王として待遇せよ」とだけ答えた。アレクサンドロスがさらに問いを重ねると、「すべてはこの答えの中に含まれている」と言った。アレクサンドロスは彼の勇気と誇り高さに敬意を払い、彼に領国すべてを安堵したうえ友人として遇したという。

出典:Wikipedia

アレクサンダー大王に敗れたとはいえ、勇気を讃えられ、今までどおり領国を任せられ、インドを守ったことから、インドの英雄となったわけです。

突っ込みどころ満載だけどグイグイ引っ張る展開、これぞドラマ!

ポロス

とにかく目の大きな目ヂカラの強いイケメンや美女が次々と登場します。

そして皆さん、顔が濃い!

プル(後のポロス王)を演じる俳優の目も決して小さいワケではありませんが、他の目の大きな俳優の中にあっては小さく見えます。

やや顔が長い馬面も、日本人からするとイケメン?と最初は思わず突っ込んでしまいますが、見ているうちに次第にイケメンに見えて来ます。

ある場面から20年後に飛び、プルは大人になりますが、育ての父母やパウラヴァのバムニ王、その兄のシヴダット宰相、ペルシャ商人(後のペルシャ王ドレイオス)はまったく老けません。

重大な場面では、主要人物の顔が次々とアップになり、日本のドラマでは3秒で済む描写に3分かけ(測ったわけではなく感覚的に)、引っ張りに引っ張ります。

戦いの場面で主人公が長いセリフを語っていると、敵が攻めて来ません。

腹を思い切りモロに刺された司令官、大滝から落とされた赤ん坊、はたまた大きな石に繋がれ大滝から落とされた母親。

この人らがみな奇跡的に助かるのですから、驚きです。

突っ込みどころ満載です。

でも、オイオイと思いつつも、グイグイとストーリー展開に引っ張られ、次々と観てしまいます。

これこそドラマだ。

日本のテレビ製作者らが失ってしまったパワーがインドドラマにはある。

と私は思うのです。

また、インドならではの人海戦術と、やや質の低いCGの使いまくりも魅力です。

映画やドラマも、いよいよインドの時代と予感させられます。

プルショータム

20年前一商人としてやって来たペルシャのダレイオスがペルシャ王として再来して、パウラヴァ国のバムニ王から盛大な出迎えを受けます。

そこにプルと赤ん坊の頃からの幼馴染である海賊の王子と王女、死んだと思われた母のアヌスヤが一堂に会し…。

因みに、プルという名は史実ではありません。

ドラマの中で、母のアヌスヤ王妃が王に「プルショータム(至高の人)」だから「プル」と名付けようという場面があり、そこから付けられた名です。

ますます今後の展開に目が離せません。

いつの間にかこの『ポロス』のテーマ曲を口ずさむ自分に気がつくことでしょう。

『ポロス』シーズン1、2 予告篇(YouTube)

Huluなら初回から先行配信!現在、シーズン5は?

Huluでは平日(月〜金)午後に1話ずつ配信されており、t現在シーズン4のエピソード53(シーズン最終話)までの配信が済んでいます。(2020年11月25日現在)

全299話なので、253話を観おわって残すところ46話。

いよいよシーズン5で完結します。

まだ観てない方でも、Huluなら初回から通しで観られます。

最終シーズン5がスタートするのは2021年1月11日午前0時以降。

毎日、月曜から金曜まで(祝祭日配信)1話ずつ配信されます。

待ち遠しいですね。

hulu

受賞歴

2018
Lions Gold Awards Favorite Actress of the Year (Critics)、Favorite Actor of the Year
Asian Academy Creative Awards Best Telenova/Soap
Indian Telly Technical Awards Best VFX
Indian Telly Technical Awards Best Costumes
Indian Telly Technical Awards Best Director[
Indian Telly Technical Awards Best Screenplay Writer
Indian Telly Technical Awards Best Sound(Fiction)

2019
Asian Television Awards Best Director

主演俳優ラクシュ・ラールワーニーのプロフィール

ポロス(プル)/Purushottam (Puru) / Porus役

ラクシュ・ラールワーニー
ラクシュ・ラールワーニー  引用元:本人のインスタグラム
Laksh
ラクシュ・ラールワーニー  引用元:本人のインスタグラム

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laksh lalwani(@laksh_823)がシェアした投稿 – 2017年 8月月26日午前5時02分PDT

名前:ラクシュ・ラールワーニー(Laksh Lalwani)
生年月日:1996年4月19日
出身:ニューデリー生まれ(インド人)
信仰:ヒンドゥー教、民族はシンド(sindh)
職業 俳優・モデル。ニックネイムはラージュヴィール
身長:175cm
体重:70Kg
出身校:ニューデリーのイギリス系の学校J.D. タイトラー・スクール(高校)を卒業後、デリー大学(1922年創立のインドの名門)に入学
ランゲージ:中国語、ヒンディー語、シンディー語
趣味:筋トレ、旅行、スポーツ
2015年、「WARRIOR HIGH」でテレビ初出演
2015年〜2016年「アドゥリー カハニー ハマリー」「私たちの不完全な物語」出演
2016年「ピヤール ツーネ キャキヤ」出演
2016年〜2017年「パレデス メイン ハイ メラ ディル」出演
2017年〜2018年「ポロス」主演
2018年、ライオンゴールド賞でベストアクター賞を受賞

\「ポロス」はHuluオリジナル/

その他の俳優陣 インドの美男美女たち

\パウラヴァ国王妃アヌスヤ(Anusuya)プルの実母・役:ラティ・パーンディ(Rati Pandey)

ラチ・パンディは、俳優、パフォーマー、モデル、アーティストとマルチに活躍。

ラティ・パーンディ
ラティ・パーンディ

\ダスユの王女ラチ(Laachi)役 : スハーニ・ダーンキー(Suhani Dhanki)とプル役:ラクシュ・ラールワーニーのツーショット

スハーニ・ダーンキはインド舞踊家、女優

ダスユの王女ラチ役 : スハーニ・ダーンキーとプル役:ラクシュ・ラールワーニー)
スハーニ・ダーンキーとラクシュ・ラールワーニー
「ラチ」のインタビュー

\パウラヴァ国王バムニ(Bamni)プルの実父・アヌスヤの夫・役:アディティヤ・レディジ(Aditya Redij)

インドの俳優、アーティスト

アディティヤ・レディジ
アディティヤ・レディジ
「バムニ王」のインタビュー

\バムニ王の兄シヴダット宰相(Amatya Shivdutt)役 : アマン・ダリワル(Aman Dhaliwal)/

1986年7月24日生まれ。モデルから俳優に転身

Aman Dhaliwal
アマン・ダリワル

\タクシラ国王アンビ(Ambhiraj,)役:グルプリート・シン(Gurpreet Singh)

インドの俳優

グルプリート・シン
グルプリート・シン

\プルの腹違いの弟・カニシカ(Kanishk)役:サヴィ・タークル(Savi Thakur)

アーティスト

サヴィ・タークル
サヴィ・タークル

\プルの育ての父・司令官リプダーマン(Senapati Ripudaman Singh)役:リシケーシュ・パーンディ(Hrishikesh Pandey)

1974年12月11日生まれ。インドの俳優

リシケーシュ・パーンディ
リシケーシュ・パーンディ

\リプダーマンの息子ハスティ(Hasti)役:モーヒト・アブロール(Mohit Abrol)

1988年11月1日生まれ。インドの俳優

モーヒト・アブロール
モーヒト・アブロール

\タクシラ国王子(Ambhikumar)プルのいとこ・役:ゾハイブ・シッディキ(Zohaib Siddiqui)

ポロス出演後、日本で人気急上昇とか。

ゾハイブ・シッディキ
ゾハイブ・シッディキ

\「ポロス」はHuluオリジナル/

インド登場人物

マケドニア人を演じる俳優

\アレクサンドロス大王役:ローヒト・プローヒト(Rohit Purohit)

1986年7月8日生まれ。インドの俳優。元モデル

ローヒト・プローヒト
ローヒト・プローヒト

\マケドニア国王妃・アレクサンドロスの母オリンピュアス(Olympias)役:サメークシュ(Sameksha)

1985年10月8日生まれ。インドの女優。

サメークシュ
サメークシュ
ポロス登場人物

ペルシャ人を演じる俳優

\ペルシャ国王ダレイオス(Darius III)役:プラニート・バット(Praneet Bhatt)

インドの俳優。2013–2014年のテレビシリーズ「マハーバーラト」のシャクニ役で知られる。

プラニート・バット
プラニート・バット

\ペルシャ国王女バルシネ(Barsine or Stateira II)役:リヤ・ディープシ(Riya Deepsi)

インドの女優、モデル。2013年「マハーバーラト」に17歳で出演したというから2020年現在24歳?

リヤ・ディープシ
リヤ・ディープシ

※俳優の画像引用元:すべて本人の公式インスタグラム

▽「ポロス」はHuluオリジナル▽

ポロスー古代インド英雄伝ー

主人公・ポロス(ラクシュ・ラールワーニー)を中心に、バムニ(アディティヤ・レディジ)、アレクサンドロス(ローヒト・プローヒト)、女性陣だとアヌスヤ(ラティ・パーンデー)やオリュンピアス(サメークシュ)など、役者の方が綺麗な人ばかりなので、ぜひ注目してほしいです。

インドのテレビドラマ界で活躍しているトップ俳優やモデル出身の俳優など、日本ではまだまだ知名度がないけれどインドでは人気のキャストが集結しているんです。

特に男性陣は、すごく体を鍛えている人が多いので、彫刻みたいな肉体美を楽しんでもらえると思います。

あとは…脱毛事情ですかね(笑)基本的にインドの方は毛が濃い人が多いのですが、みんな脱毛してツルツルになっているというのは、小ネタかもしれません。

また、衣装もすごく素敵なので、観ていて目に優しい点も魅力です。王族は宝石が付いた衣装を着ているんですが、綺麗なカットが施された今風な宝石ではなくて、原石をそのまま使ったような珍しい形をしていることが多いですね。

このように、劇中で使われる衣装やジュエリーは『バーフバリ』でも観客の目を楽しませてくれましたが、『ポロス』でも注目していただきたいところです。

それから、インドでも歴史上で“ポロス”という人物がいたことは知られていますが、どのような人だったか、その伝説まで知っている人はあまりいません。

インド好きでさらに歴史好きの方には知的好奇心を満たしてくれる面白い作品なのではないかと思います。

出典:翻訳者・藤井美佳さん スペシャルインタビュー

ポロスいよいよアレクサンドロスと決戦の時

『ポロス』シーズン4は、いよいよアレクサンドロスとの決戦という佳境を迎えようとしています。

歴史的には、「ヒュダスペス河畔の戦い」あるいは「ヒュダスペス川の戦い」と言われています。

ドラマで「ジェーラム河」と言われている河の名は現在の呼称で、当時はヒュダスペス河と言われており、同一です。

日本で言えば「関ヶ原の戦い」のようなもので、その後のポロスやインドの運命を決する重大な戦です。

史実とドラマの違い

母アヌスヤ、妻ラチもフィクション

『ポロス』は、史実と違うところがかなりあります。

まず、ポロスの母親アヌスヤも記録がないので、フィクションです。

アヌスヤという女性は、古代インドの叙事詩「ラーマーヤナ」に登場します。

ラーマ王子と妻のシータは、賢者アトリの家を訪ね、アトリの妻であるアヌスヤから、妻の務めを教授されます。

そしてアヌスヤがインドラ神からもらった神聖な衣をシータにプレゼントします。

インド人の名前は神話に由来することが多いのですが、アヌスヤという言葉は嫉妬の否定形で、インドでは「理想の女性や妻」を象徴する名で、今も多くの女性につけられています。

ポロスの妻、つまり新王妃となるラチもフィクションでしょう。

ダスユとは? 意味は?

ただ、ポロスがラチとともに育ったとされるダスユは存在したようです。

ダスユは、古代インドの聖典『リグ・ヴェーダ』に登場する名称で、インド・アーリア人の敵の部族を指すと考えられているそうです。

サンスクリット語におけるダスユは「敵」「奴隷」などの否定的な意味を持っています。

『リグ・ヴェーダ』においてダスユ(ダーサ)は「黒い」と表現されているため、色が黒く鼻の低いインドの先住民を指すと考えられました。

しかし、近年、てスダース王は戦争が相手を「ダスユ」と呼んでおり、その相手にはプル族などのインド・アーリア人も含まれていることから、先住民を指すのではなく、征伐の対象を意味する言葉だと解釈されるようになったようです。

ペルシャ王女バルシネも虚構?

ペルシャ王ダレイオスにはバルシネという娘はいなかったと思ったら、のちにアレキサンドロス大王の妃になったスタテイラ2世(StateiraII)のことのようです。

ならばバルシネは実在した人物ということになります。

バルシネの妹は、アレクサンドロスの側近ヘファイスティオンの妻になりました。

『ポロス』でアレクサンドロス大王の妻として登場するロクサネ(Roxane / Rukhsana)は、大王の最初の妻です。

チャーナキヤは?

聖賢チャーナキヤは、タクシラ国やマガダ国には関係していましたが、パウラヴァやポロスとの関係はなかったようです。

チャーナキヤは、カウティリヤあるいはヴィシュヌグプタとも呼ばれる人物で、僧侶や聖者ではなく、マガダ国マウリヤ朝初代チャンドラグプタ王(紀元前340年 – 紀元前293年)の宰相であり軍師であり、インド史上初の統一王朝となったマウリヤ朝の建国の礎となったとされる人物です。

ブラーミン(僧侶階級)の出身であったので、僧侶でも間違いではないでしょうが。

アレクサンドロスの母オリュンピアスは?

アレクサンドロスの母親についても相当、創っています。

母オリュンピアスが、秘境集団「ディオニソス教団」の信者であったこと、その秘教が蛇を崇拝していたことから、ドラマでは彼女が黒魔術を使う魔女のように描かれたのでしょう。

しかし、オリュンピアスは、アレクサンドロスのインド遠征には同行していません。

天下分け目の決戦で勝利するのは?

またドラマは、アレクサンドロス大王がダスユに架橋させようとしますが、史実的にはそうではなかったようです。

アレクサンドロスはインダス川を渡った際に使用した船を全て解体した上で、ヒュダスペス川まで運ぶように命じて、到着後に再度組み立ててヒュダスペス川沿いに並べた。また、アレクサンドロスも本陣をポロス軍の対岸に構えた。

ポロスはヒュダスペス川の川幅の狭い渡河の容易な地点を中心に警備の部隊を配置したのに対して、アレクサンドロスは自軍を複数に分けてヒュダスペス川の至る場所に襲撃または偵察として派遣し、ポロスの目先を逸らす作戦を取り、ポロスもアレクサンドロス軍の動きに惑わされて、一箇所に集中して対応することが難しくなった。

とはいえ、アレクサンドロス本陣の近くより河を渡ることは、対岸に戦象部隊や多数のポロス軍の兵士が陣を構えており、極めて困難であることから、ポロスの本軍を牽制させる為に本軍の指揮をクラテロスに任せて、自らは5,000を超える騎兵を率い、その他に歩兵部隊らを伴って、本陣から150スタディア(約27キロ)離れた、ヒュダスペス川が湾曲した地点より川を渡ることに決めた。戦いの行われたアテナイ暦のムニュキオン(Mounychion、4月後半から5月前半)の時期はインド全体が雨季に入り、ヒュダスペス川の水源となるカフカース山脈の雪が解けることで川の水量も多くなっていた。また、アレクサンドロスが渡河を試みた日は激しい雷雨の中という悪天候であったが、逆にポロス軍に動きを悟られにくくなったこともあって、警戒を切り抜けて川を渡ることに成功した。

アレクサンドロスの渡河に気づいたポロスは、自らの息子に軍を与えてこれに当たらせたが、アレクサンドロス軍はポロス軍に勝利を収め、ポロスの息子は戦死、多数の戦車が拿捕された。これに呼応して対岸のクラテロス率いるアレクサンドロス本軍がヒュダスペスを渡る構えを見せたが、ポロスは一部の守備隊を残すと共に、その残りの全軍を率いてアレクサンドロス率いる軍との決戦に向かった。

引用元 Wikipedia

ポロスは2人の息子を失った?

戦の結果は、両者ともに多くの犠牲者を出しました。

ポロス軍はポロスの2人の息子及びスピタケスを含む兵士12,000が戦死、9,000が捕虜となり、戦車も全て破壊された。一方のアレクサンドロス軍の戦死者は歩兵4000、弓兵200であり、他に8,000名近くが戦死もしくは負傷した。ポロスは自ら戦象を操って奮戦したが、アレクサンドロス軍の捕虜となった。アレクサンドロスはポロスの降伏を受け入れて、ポロスの勇戦振りを評価して今までの所領以上の領土を与え、一帯の支配者として認めた。ポロスもアレクサンドロスのインド転戦中は数々の戦いに参戦した。

引用元 Wikipedia

ドラマではポロスはまだ結婚したばかりで息子はいません。史実的には、2人の息子を失っています。

そもそも、インド側の記録が残っていないので、ポロス自体のこともよく分かっていない。

古代インドの王の一人である。ヴェーダ時代のパウラヴァ族の末裔という説もある。なおポロスとはこの部族の王の称号であり、いわゆるポロス王の個人としての名は明らかでない。

引用 Wikipedia

アレクサンドロス大王がインド西北部に侵入した当時、この地域には3人の有力者がいた。

ひとりはインダス川上流のタキシラの王ないアーンビであり、もう一人はカシミール地方を支配するアビサレス王、そして部パンジャブのポロス王であった。

ポロスの領土はインダス川の支流のひとつヒュダスペス川(現在のジェルム川)からアケシネス川(現在のシェナブ川)にいたる肥沃な地域だった。

騎兵4千、歩兵5万、戦車300、戦象200を動員できたという。

あくまで西洋側の記録に基づく史実

と言ってもすべてギリシャ側の記録にのみよるもので定かではない。

アッリアノスの『アレクサンドロス大王東征記』、プルタルコスの 『プルタルコス英雄伝』に基づくもので、2人ともギリシア人という、あくまで西洋側の視点であることは知っておく必要があると思います。

しかもプルタルコスは紀元後46年から48年頃 – 127年頃、アッリアノスは後2世紀の人物ですが、ジェーラム川(ヒュダスペス川)の戦いは紀元前326年、彼らから見て数百年前の史実です。

つまり、史実的な記録はあくまで西洋側の、しかも数百年後のものであり、公平な事実かどうかは分かりません。

それはともかく、この戦いがその後、インド人に「統一インド」の機運を高め、前312年にチャンドラグプタがインド初の統一王朝であるマウリア王朝を建てさせる契機になったことは間違いないようです。

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