「大型の掃除機は吸引力はあるんだけど、移動などの扱いがたいへんで」
「コードレスの持ち運びが簡単なハンディタイプの掃除機が欲しいんだけど」
「引きこもりがちのこのご時世、キレイな部屋で暮らしたい」
そんな相談や悩みに、コードレス・ハンディクリーナー歴20年以上のザッキーがお応えします。
おすすめはズバリ、マキタのフラッグシップモデルCL282FDZWです。
では、短所も含めておすすめの理由を説明しましょう。
2016年に購入したマキタの掃除機を買い替え
2016年に購入したマキタのハンディクリーナーの吸引力が落ち、充電池の持ちも悪くなったので、新型に買い替えることにしました。
マキタのハンディクリーナーは使いやすかったので、当時は2機種を続けて購入。メイン機としてダストバッグタイプ、2階用サブ機として紙パックタイプを使って来ました。
今回新型への購入を決め、情報を集めたところ、マキタのCL282FDZWが浮上。
楽天がAmazonよりも2000円ほど安かったのと楽天ポイントが2000ポイント近くあったので、楽天で購入しました。
ショップでのタイトルは以下のとおり。
マキタ 18V コードレス 掃除機 紙パック式 CL282FDZW + ロック付サイクロンアタッチメント + 急速充電器 + 純正バッテリー 送料無料 充電式 ハンディ クリーナー CL282FDFCW リチウムイオンバッテリー
コードレスハンディクリーナー歴はパナソニックから
実は筆者のコードレスのハンディクリーナー使用歴は長く、初代は20年以上前で、パナソニックの商品でした。
2代めもパナソニックでした。
当時はまだハンディなコードレス掃除機は珍しかったのですが、使いかってが良かったので少々割高でしたが、パナソニックのハンディタイプを使い続けました。
それでも今の掃除機に比べれば、充電池の持ちが悪くて、しょっちゅうスタンドを兼ねた充電器に乗せていた記憶があります。
その後は小ぶりではありますが通常の掃除機だけを使っていました。
そのうちにハンディタイプの安い商品が発売されるようになったので、3代めはツインバードの安いハンディ掃除機を買ってみました。
ところが、音はうるさいし、重いし、吸引力は弱いしで、買ったことを後悔しました。
その後2016年に出合ったハンディな掃除機が、「マキタ」でした。
値段が安めなのに性能や評判が良いということでマキタの商品を選びました。
紙パック用とカプセル用(不織布のフィルタとプレフィルタ)の2機種を購入しました。
今回も価格コムのランキングを調べ、ダイソンも検討しましたが、重いという口コミが気になったのと、数年使った安心感や口コミの評価の高さからマキタに決めました。
マキタというメーカーはどんな会社?
メーカーのマキタをご存じないという方のために簡単に説明します。
電動工具とプロ仕様の電気掃除機などを製造する、その世界では非常に評価の高い会社です。
歴史も古く、1915年(大正4年)、牧田茂三郎によって名古屋で創業されました。
1958年(昭和33年)に国産初の携帯用電気カンナを発売して以来、50年以上にわたり電動工具メーカーとしての地歩を固めてきました。
マキタの歴史=電動工具の進化の過程、とも言えます。
会社概要
社名 | 株式会社マキタ Makita Corporation |
本社所在地 | 〒446-8502 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 電話 (0566)98-1711(代表) |
創業 | 1915年(大正4年)3月21日 |
設立 | 1938年(昭和13年)12月10日 |
代表取締役 | 取締役会長 後藤昌彦 取締役社長 後藤宗利 |
資本金 | 242億561万円 (2019年3月31日現在) |
売上収益 | 連結:4,905億7千8百万円(2019年3月期) 単独:3,263億9千万円(2019年3月期) |
上場証券市場 | 東京、名古屋 |
従業員数(正社員) | 連結:16,424名(2019年3月31日現在) 単独:2,906名(2019年3月31日現在) |
事業内容 | 電動工具、園芸用機器、エア工具、家庭用機器等の製造・販売 |
マキタのコードレスハンディ掃除機CL282FDFCWの特徴
マキタのハンディクリーナーCL282FDFCWの特徴を、充電、ダスト、コンパクト、吸引力、静音性などの面から見ていきましょう。
充電
バッテリーの充電時間は急速充電で短いです。ただ充電中の音がやや気になります。夜中の静かな時間帯だとうるさく感じるかもしれません。
それと、充電器が以前の機種に比べて2倍以上大きいですね。
これは予想外でした。というかチェック漏れでした。
ダスト
紙パックでも使えるし、「サイクロンアタッチメント」でも使用できます(「高機能ダストバッグ」を買えばそれでも使えます)。
サイクロンアタッチメントは、ハンドル部分とストレートパイプの間に挿し込んで使いますので、その分、長くなります。
コンパクトに使いたい方は、紙パックを使用したほうが良いですね。
サイクロンアタッチメントは、ゴミがこの中に溜まるのが見えますし、400mlの集塵容量がありますので、便利です。
紙パックは、集塵容量が330mlと少ないですし、付属の紙パックがなくなったら有料で買い増す必要があります。
ただ、紙パックの良さは、掃除が不要ということです。
今までのクリーナーのダストバッグは、布フィルターも付いていて、そのクリーニングが結構大変でした。
紙パックにしたほうが良かったかなと後悔しましたが、サイクロンは滅多に掃除する必要もなく、掃除したとしても楽だと思います。
コンパクト
パイプもノズルも装着せずに使えば卓上クリーナーというかコンパクトなクリーナーとして使えます。
次に、ノズルだけ装着して使う方法。
さらにストレートパイプをハンドル部分とノズルの中間に装着する場合。大人が立って床のダストを吸い込んで行くには、この長さが必要です。
さらに、ストレートパイプとハンドル部分の間にサイクロンアタッチメントをはめると、長さも長くなり、重さも重くなります。嵩も増します。
吸引力
ハンディタイプとしては吸引力は強力で満足です。
パワフルモード時60W、強42W、標準15W(3.0Ah満充電相当時)。
静音性
旧型よりも少しうるさい感じ。
耐久性
まだ使い始めたばかりで、こればかりは時間を待たねばなりませんが、メーカーによると、内部構造を見直したことで以前の2倍以上の耐久性を実現したそうです。
吸引力 ★★★★★
静音性 ★★★
重さ ★★★
コンパクトさ ★★★★
充電速度 ★★★★★
電池の持ち ★★★★★
耐久性 ★★★★★
ダスト処理の方法:紙パック/ダストバッグ/サイクロン
ダスト処理をどう行いたいかによって、選ぶオプション品が異なって来ます。
紙パック、高機能ダストバッグ、サイクロンアタッチメントの中から選ぶことになります。
紙パック
紙パックは使い捨てです。ダストがいっぱいになったら紙パックごと捨てます。当然ランニングコストがかかります。
高機能ダストバッグ
従来のダストバッグは不織布(ふしょくふ)で作られていますが、高機能ダストバッグは化学繊維(?)で出来ていて、集塵容量は500ml。
中のゴミだけ捨てて、ダストバッグはそのまま繰り返し使えて経済的ではありますが、ダストで繊維が目詰まりして来ますので、時々、手洗いする手間がかかります。
サイクロンアタッチメント
紙パックとダストボックスの欠点を解消した画期的な集塵システムがサイクロンアタッチメント。ゴミ捨て簡単。サイクロンで細かなゴミを遠心分離しますので、集塵容量は400mlでも、ゴミ捨て頻度は約1/6だそうです。
サイクロンアタッチメントはスケルトン構造なので、ゴミが吸引される様子が見え、掃除している感、きれいになって行く感が実感できます。また、ゴミ捨ての時期も目に見えて便利です。
ただ、サイクロンアタッチメントを装着していると、それが邪魔して脚の低いソファなどはその下に入れられず、掃除が出来ません。
また、サイクロンアタッチメントの分が長く重くなるのもデメリットです。
マキタCL282FDZW購入について
マキタCL282FDZWは、本体のみでも購入できます。
\マキタCL282FDZW/
\バッテリー(充電池)の別途購入/
\紙パック別途購入/
\サイクロンアタッチメントの別途購入/
\高機能ダストバッグ/
もちろん、本体、サイクロンアタッチメント、充電器、バッテリー、紙パックなどがセットになったものも購入できます。
\マキタCL282FDZW 紙パック式 + サイクロンアタッチメント + 急速充電器 + 純正バッテリー/
マキタCL282FDZWレビュー記事【まとめ】
掃除というのは気軽に出来ないとやる気が失せるものです。筆者は、掃除のコツは気楽に毎日やることだと思っています。
汚れも時間が経つと落ちにくくなってしまいますが、ちょくちょくやれば簡単に落ちます。埃や塵も放っておくと固まってしまい、吸引力の強い掃除機でも吸い込めなくなります。
その点、ハンディタイプ掃除機はよくて、手軽に床のダストを吸い込めるので、室内をきれいに保つことができます。
特に2階建て家屋だと、1階から2階への移動も楽に出来ることが重要なポイントになります。
筆者は普段、掃除機を1階に置いておいて、1階のリビング、エントランス、洗面所、トイレ、階段、2階の部屋と移動しながら掃除機をかけるわけですが、大型掃除機しかない時は掃除をついつい先延ばししてしまい、掃除の間隔が空いてしまいました。
ということで、筆者が掃除機を選ぶポイントは、
吸引力があって重くなく、ダストの処理が楽
これに尽きます。
その点、CL282FDZWは、マキタのハンディタイプ掃除機における最高位機種だけあってその全てを備えています。
なので、筆者はこれをおすすめします。
追記:1年半以上、紙パックやダストバッグ、サイクロンアタッチメントを使った結果、少々重くはなるものの、「サイクロンアタッチメント」が一番便利という結論に達しました。(2021年12月5日)