プラグインのWPFormsやContact Form7で作成した問い合わせフォームのメールが届かない場合があります。
送る側は送信したのに、受け取る側は受信しないーーこれは非常に困ります。
この問題に対処するには、プラグイン「WP Mail SMTP by WPForms」を使います。
簡単に対処できますのでその方法を解説をします。
「WP Mail SMTP」設定手順 セットアップウィザードを使う場合
プラグインの「WP Mail SMTP by WPForms」を設定をすることで、ほとんどの場合は正常にメールが送信されるようになりますので、その設定方法を説明します。
WordPressの管理画面サイドバーから「プラグイン」→「新規追加」と進み、検索窓に「wp mail」と入力すると、「WP Mail SMTP WPForms」が現れますので、「今すぐインストール」を押します。
「有効化」ボタンを押します。
「始めましょう」を押します。
「ダッシュボードに戻る」を押して、ダッシュボードで設定する方法もあります。その解説は下段に掲載します。
「その他のSMTP」を選び、「保存して続行」を押します。
- 「メーラー設定を調整する」の画面で、必要項目を入力していきます。
- 「SMTPホスト」は自分が使っているサーバーのそれを入力します。(例:svxxxx.xserver.jp)
- 「SSL」を選ぶと自動で「SMTPポート」に465という数字が入ります。画像の中にもありますが、サーバーがSSLとTLSを提供している場合は、TLS使用を推奨とのことですのでTLSを選ぶと、「SMTPポート」欄には自動で587と入ります。
- 「SMTPユーザー名」を入力します。(例:xxx@xxx.com)
- そのパスワードを入力します。
- 「フォーム名」は自動入力されます。変更しても構いません。「この名前を強制使用」するかどうかを選びます。
- 「送信元メールアドレス」も自動入力されますので、それでOKなら、そのまま。
- 「保存して続行」ボタンを押します。
「Skip This Step」ボタンを押します。WP Mail SMTPから、メール配信を最適化し、ビジネスを成長させる方法について役立つ提案を受けたい人、皆のためにWP Mail SMTP改善に協力したい人は、あなたのメルアドを入力して、「はい、私もやりたいです」にチェックを入れ、「保存して続行」ボタンを押します。
「Skip This Step」ボタンを押します。すでにライセンスキーを持っている人は、それを貼り付け、「連携」ボタンを押します。
メーラー設定確認画面が一瞬現れます。
「Finish Setup」ボタンを押します。下画像では問題があって「Start Troubleshooting」ボタンを押すよう促していますが、問題ないので右の「Finish Setup」ボタンを押します。「するとWP Mail SMTPの設定画面に遷移します。以上で設定は完了です。
メールをテストする
メールが正しく送られるかをテストします。
「WP Mail SMTP」のダッシュボードで上部メニューの「メールテスト」を押します。
送信先メールアドレスが自動入力され、HTMLが自動でONになりますので、それでOKならば「メールを送信」ボタンを押します。
「成功しました!」の画面が現れ、メールが届けば完了です。
「WP Mail SMTP」設定の手順 ダッシュボードを使う場合
ダッシュボードを使う場合の「WP Mail SMTP」設定の手順を説明します。前章の(3)の次からの解説です。
- メールの送信側のメルアドです。「このメールを強制使用」にチェックを入れるとすべての問い合せフォームでこのアドレスが強制的に使用されます。フォームごとに別のメールアドレスから送信したい場合はチェックを外します。
- メールの差出人の名前です。「この名前を強制使用」にチェックを入れるとすべての問い合せフォームでこの名前が強制使用されます。フォームごとに別の名前から送信したい場合はチェックを入れません。また、「送信元アドレスを返信先として設定」はチェックを入れましょう。エラーメールを受け取ることができます。
- 「その他のSMTP」を選択します。
- SMTPホスト:メールサーバーのホスト名です。わからない人は自分が使っているサーバーのコントロールパネルにログインして確認します。
- 「暗号化」はここでは「TLS」を選択します。「セットアップウィザード」を使用した設定では[SSL」を選択して説明しましたので、SSLを選ぶ方は前章をご覧ください。
- 「TLS」を選択するとSMTPポートが自動で「587」になります。
- 「認証」も自動でオンになります。
- 「SMTPユーザー名」は、メールの送信元のアドレスです。「送信元メールアドレス」と同じアドレスを入れましょう。
- 「SMTPパスワード」は、サーバーのコントロールパネルでメール設定した際のパスワードを入れます。わからない人はサーバーのコントロールパネルにログインして確認しましょう。
- 以上を入力し確認したら「設定を保存」をクリックします。
まとめ
プラグインWPFormsやContactForm7で作成した問い合わせフォームのメールが届かない場合があります。
送る側は送信したのに、受け取る側は受信しないーーこれはトラブルの元になるため非常に困ります。
この問題に対処するには、プラグイン「WP Mail SMTP by WPForms」を使います。
簡単に設定できますのでその方法を解説をしました。