

今の時代、鍵は忘れてもスマホは忘れないよね。そしたらスマホが鍵になれば、鍵を忘れる心配がない。簡単に取り付けられてオートロックや遠隔操作もできるスマートロック・Sesameはザッキーのおすすめだよ。
鍵を忘れて困ったことはありませんか。
鍵は忘れてもスマホは忘れないご時世ですから、スマホが鍵になったらどんなに良いか。
そんな夢のような鍵が、今や安価で手に入るのです。
それは、錠のサムターンの部分に両面テープで取り付けるだけのスマートロック「セサミmini」です。
手ぶら解錠、ノック解錠、オートロック化

自宅のドアに近づくだけで解錠する手ぶら解錠、あるいはスマホをノックするだけのノック解錠、オートロック化できるすぐれものです。
セサミminiは、CANDY HOUSE社のスマートロックで、世界で5万台売り上げる「セサミ スマートロック」を日本向けに小型化したものです。
重さは107gと軽量。
サイズは、幅5.7x高さ9.3、奥行5.5(センチ)です。
背面にはドアに貼り付けるための両面テープがあらかじめセットされています。
スライドカバーを外すと、電池が2本入っています。
カラーは、
- パールホワイト
- マットブラック
- シャンパンシルバー
- シャンパンゴール
の4種類。
私は、シャンパンゴールドを選びました。






セサミmini単体でできること
セサミmini単体でできることは、
- スマホのアプリで施錠・解錠操作ができる
- オートロック化:鍵を開いた後、数秒〜数分後に自動ロック
- 手ぶら解錠:スマホを持って近づくと解錠される
- ノック解錠(iOSのみ) :スマホを3回軽くノックすると解錠される
- 複数人・複数台で共有
- 施錠解錠の履歴が残る
- 各種メッセージ表示:自宅に近づくとスマホに、「お帰りなさい!(名前)はノックの準備ができています。」とか、ノック解錠を設定してあれば「ノック、オープンセサミ(名前)」、「ノック ノック ノック」とか、出かける時は「行ってらっしゃい、(名前)」などのメッセージが出ます。モザイク部分には自分が設定した名前が入ります。
- メッセージ音声:オート解錠、ノック解錠などの時、音声出力をオンにしてあれば、「オープン セサミ!」などの音声も聞けます。




では順に説明しましょう。
1.オートロック化:鍵を開いた後、数秒〜数分後に自動ロック

家を出ると「行ってらっしゃい」のメッセージが…。[/caption]
家を出る時は、今までどおり手動でサムターンを回して解錠します。(スマホを操作するより手動の方が早いので)。
自動ロックまでの時間設定は、5秒から最長4分まで設定できます。
筆者の場合、5秒とかではあっという間に閉まってしまい不便でしたので、3分に設定しており、ちょうど良い感じです。
が、3分とか4分の場合、留守にする時は、ドアを閉めた直後にアプリの手動で施錠したほうが良いと思います。
2.手ぶら解錠:スマホを持って近づくと解錠される
自宅が近くなると「お帰りなさい!(名前)はノックと手ぶら解錠の準備ができています。」とのメッセージが現れます。(手ぶら解錠とノック解錠が設定されている場合)

さらに、自宅から10メートル以内に近づくと、「オート、オープンセサミ!」というメッセージが現れ、同時に自動解錠します。

「オープンセサミ」が、「開けゴマ!」であり、それがセサミの名の由来であることは言うまでもありません。
3.ノック解錠:スマホを3回軽くノックすると解錠

スマホをノックすれば解除(iPhone限定)できます。自動解錠を設定していればこの機能は必要ないのですが、スマホでアプリの画面を開かなくても、スマホ自体を「コンコンコン」と3回軽くノックしてやると、解錠します。
自動解錠機能は家から250m以上離れてからでないと機能しませんので、半径250m以内の外出から戻るときにはこのノック機能を使うと良いかもしれません。
たとえばズボンのポケットに入れたスマホを、ズボンの上から3回軽く「コンコンコン」と叩くと解錠されます。アプリはウラで動いていればOK。ただし、iOSのみの機能です。
4.複数人(スマホ複数台)で共有
複数人(複数のスマホ)で共有できます。セサミを使用する権限は次の3段階に分けられています。
- オーナー
- マネージャー
- ゲスト
「オーナー」は全ての権限を持ち、「マネージャー」と「ゲスト」を指定できます。
「マネージャー」は細かい設定は行えませんが、「ゲスト」を指定できたり、かなりの機能を使うことができます。
「ゲスト」は、施錠解錠のみ可能です。
自分以外の家族は、「マネージャー」に設定し、その他の人に解錠施錠の権限を与える場合は「ゲスト」にします。
5.オートロック化:鍵を開いた後、数秒〜数分後に自動ロック
6.施錠解錠の履歴が残る
解錠施錠ともに、アプリにその履歴が残ります。何時何分に誰が解錠施錠したかが分かります。しかも手動の解錠施錠も誰かまではわかりませんが、されたことが分かります。家族の帰宅時間や安否を知ることができます。
以上は、セサミmini単体でできることです。
別売りのWi-fiモジュールを使用すると何ができるか
別売りのWi-fiモジュールを使用すると、外出先のネットワーク環境などインターネットでセサミを使うことができるようになり、次の利点があります。
- 遠隔操作:自分が家にいない時に誰かを家に入れたい場合、外出先から解錠することができる。たとえば家族がスマホを忘れたとか、充電切れとかで家に入れないとか…。
- 遠隔通知:ちゃんと鍵がかかっているかどうかをリアルタイムで知ることができる。
さらに留守中、泥棒にピッキングされた場合などに、すぐに通知が来るので、何らかの対応ができるかも、です。 - スマートスピーカー:AmazonAlexaやGoogleAssistant/Homeと連携することができます。私は不要と判断し、購入しませんでした。
セサミminiの取り付け方法
最近のポピュラー錠であれば、サムターンにただ貼り付けるだけの実に簡単な取り付けです。特殊な錠の場合は、CandyHouse社に気軽に相談することをおすすめします。対応する錠
1. 電池の絶縁シートを抜く
スライドカバーを手前にひき、電池の絶縁シートを抜きます。

2. 高さ調整プレートまたはアダプターを取り付ける
※ポピュラーな最近の錠であれば、この項目は不要です。
セサミminiをドアにあてがい、高さが足りない場合は調整プレート、特殊な錠の場合は特殊アダプターを付ける(事前に写真を送って相談すれば、作ってくれます)。取り付けられない錠もありますので、不安な場合はメーカーに相談しましょう。


3. セサミをドアに貼り付ける
セサミminiのつまみを錠に合わせ、ドアに貼り付けます。

解施錠の設定方法
セサミminiが取り付けられたら、説明書のQRコードを読見込み、スマホに専用アプリをインストールします。またはAppStore、GooglePlayにアクセスし、ダウンロード・インストールします。
Bluetoothをオンにした状態で設定を開始します。
1. セサミにアカウント登録
セサミのアカウント登録方法は、Facebook連携・Google連携・CANDY HOUSE登録のいずれかから選びます。 筆者はGoogleを選択しましたので、Googleアカウントの情報を入力し、連携を完了します。(Facebookでもやってみましたが一発で登録できます。)
2. セサミの名前を付ける
アプリに追加するセサミの名前を適当につけて「次へ」をタップ。案外これに悩みますが、一台しか使わない人は、テキトーで構いません。
3. セサミの登録完了
追加するセサミをタップすると、スマホへBluetooth接続を要求されますので「ペアリング」を選び、登録を終えます。
4. 施錠・解錠位置の調整
つまみをロック(施錠)して設定、次にアンロック(解錠)して設定。これで解施錠位置が記録され、設定は完了です。
セサミminiはアプリを開いて画面をタップするだけで、Bluetoothが届く範囲内(10m程度)であれば、ドアの解錠&施錠操作が可能です。
セサミminiのオートロック・手ぶら開錠設定方法
オートロック・手ぶら解錠の設定方法を説明しますが、以下の作業はセサミのある場所で行います。
1. アプリの設定変更
アプリ左下の「管理」をタップし「設定を変更」を選びます。


2. オートロック機能をオン
「解錠後にオートロックする」をアクティブにします。ロックまでの時間も選べるようになっています。初期設定は10秒後です。

3. 解錠・施錠通知をオン
解錠・施錠通知もアクティブにすることで、スマホに通知が届くようになります。

4. アカウント設定
トップ画面の左上のメニューアイコンをタップするとスライドメニューが表示され、歯車マークをタップすればアカウント設定になります。

ノック&手ぶら解錠をオンにします。
ノック解錠(iOSのみ)
アプリをバックグラウンド起動した状態で、スマホを3回ノックすると解錠されます。




動画でSesameを知る
\セサミminiの解錠・施錠動画/
\動画でSESAMEをもっと知る/
まとめ
「非常に便利で、かつ未来的で楽しい」
これが1週間使ってみた感想です。
家族にも大好評です。
セキュリティも解錠施錠ごとに暗号化されており、安全性は軍事施設レベルだそうで、安心です。
従来のサムターンや金属キーも使えますので、出て行く時は手動でサムターンを回すなど、使い分けれると便利です。
唯一の難点はセサミの直接の問題ではありませんが、スマホの位置情報を常にオンにしておかなくてはならないことくらいです。
位置情報を常にオンにしておくと非常に電池を消耗するからです。
しかし、位置情報を常にオンにしておかないと、手ぶら解錠やノック解錠、楽しいメッセージの表示ができません。
電池の消耗を防ぎつつこうした機能を利用するには、普段は位置情報をオフにしておき、帰りに自宅近くの駅に着く頃オンにするとか、車で自宅まで数百メートルのところに近づいたらオンにするという対策が必要でしょう。
電池の消耗を気にしないで済めばそのほうが快適です。
手ぶら解錠や履歴も便利ですが、意外と嬉しいのがオートロックです。
筆者は3分後にオートロックがかかるよう設定していますが、これはとても便利です。
最近のポピュラーな錠であれば簡単に取り付けられます。
イレギュラーな錠でも、サポートが良いので大丈夫。
結論として、非常におすすめの商品です。
\参考(外部)/