43インチのモニター(ディスプレイ)は持っていますが、ブログ制作に使うには大き過ぎます。
それは映画やテレビドラマ鑑賞がメインで、パソコンでの使用はあくまでサブ。
20インチくらいのモニターを買おうかと思いましたが、市場で種類が豊富なのは23インチ以上。
いろいろ探して、性能等を総合的に検討した結果、選んだのは iiyama 23型 ProLite XUB2390HS。
スタイリッシュだし口コミの評判も良いので購入しました。
そのレビューをお届けします。
iiyama 23型 ProLite XUB2390HSを購入
今、我が家にある液晶モニター(ディスプレイ)は、以下のもの。
\映画やドラマを見るためのIOデータ製4K対応の43インチ/
\サブモニターとして購入した15.6インチ/
\息子の部屋のIOデータの31.5インチ/
それにノートPCのDynabookに付いている15インチ。
パソコンは、Dynabook以外は、Mac miniとDELLのInspiron3470。
\筆者のMac miniは2.8 GHz メモリ16GB SSD500GBですが、最新のはこれ↓/
MacBook Proは先日、売ってしまった。新機種を買うつもりだが、まだ様子見。
MacBook Proは高価だから慎重に選ぶとして、それよりも先にMac mini用、兼DELL用のモニターを購入することにした。
最近のモニターは、サイズが最低21.5インチ以上で、しかも23-24インチ以上がほとんど。しかも23-24インチのほうが21.5インチより安かったりする。
いろいろ見て、検討して選んだのはiiyamaのモニター23型 XUB2390HS。
iiyama は、モニターの品質が良いイメージがあるし、ネットの口コミも良かったので決めた。
届いたらすぐ使えるiiyama23型モニターXUB2390HS
商品が届いたら、箱から出して、本体と台座を固定する。
1.
モニターの支柱底部を台座にはめ込む。
2.
ネジを締める。
3.
PCとつなぐケーブルを選ぶ。
4.
電源ケーブル(手前)とHDMIケーブルをつないだところ。
5.
向かって一番右下のボタンが電源スイッチ。これを押してPCの電源スイッチを入れるだけでOK。
ただ、手動で調整しようとすると下画像のボタンを押して変更しなければならず操作が行いにくい。言語も初期設定だと英語なので、英語が嫌な人は「OSD設定」でLanguageを日本語に設定し直す必要がある。
iiyama23型モニターXUB2390HSの特徴
iiyama 23型 XUB2390HSの特徴は、次のとおり。
- 23型ホワイトLEDバックライト搭載ワイド液晶ディスプレイ
- スリムでスタイリッシュなデザイン。上段と左右ベゼルと段差のないフラットなウルトラスリムラインパネル採用
- フルHD
- 昇降機能スタンド
- ピボット(縦型に回転)
- スィーベル(回転機能)
- 広視野角のIPS
- ノングレア(非光沢)AH-IPSパネル採用で広視野角どの角度から見ても安定した色表示
- 3つのつなぎ方
- ブルーライトカット機能搭載
- i-Style Color
- エコモード
一つ一つ説明しましょう。
1番目のホワイトLEDだが、WLED(白色LED)を液晶パネルの背面から照射するということ。
従来は蛍光管である冷却極管を使っていたが、冷陰極管が発する白色光よりも色純度が高いWLEDを使うことによって、液晶画面の発色が良くなった。
WLEDはまた、軽量で衝撃にも強く、半永久とも言われる耐久性を持つ。しかも、極めて低消費電力で小型なので、液晶モニタを薄型に設計でき、エコロジーなのだ。
2番めは下画像をご覧いただくと分かるが、非表示幅が12mmでフラットなので、マルチモニターとして使うとき、つなぎ目の違和感が余り感じられない。
3番め以降は以下のとおり。
- フルHD/解像度が1920×1080ドット
- 昇降機能/簡単に液晶パネルを天地130mm幅で昇降できる
- ピボット/液晶パネルを90°回転させて縦型にできる
- スイーベル/水平に回転する機能。左右各45°回転
- IPS/In-Plane-Switching方式のことで、応答速度が少し遅めな代わりに、どの角度からでもきれいに見える広視野角
- ノングレア/液晶モニターには、光沢と非光沢の2種類があるが、このモニターは非光沢
- 3つのつなぎ方/HDMI、D-Sub、DVI-Dでつなげられ、しかもその3つケーブルが付属
ブルーカット機能/疲労や不調の原因となる青色光源を低減 - i-Style Color/スタンダード、テキスト、スポーツ、ゲーム、ムービー、インターネットなどに応じて最適なカラーモードに
- エコモード/消費電力を通常より削減
ついでに述べると、液晶パネルには、IPSの他に以下のようなTN、VA、OLED方式がある。
- TN(Twisted Nematic)方式/応答速度が速いというメリットを持つ代わりに、視野角が狭い
- VA(Vertical Alignment)方式/応答速度はTN並みに速いが、TN方式よりもコントラストが強く狭視野角
- 有機EL(OLED)方式/省電力性に優れ、ディスプレイの厚みが薄く済み、発色やコントラストも良く、応答速度も速い
PC本体とつなぐ端子は、HDMI、D-Sub、DVI-Dだが、そのすべてのケーブルが付属しているので、商品が届いたらすぐPCとつないで使える。
昇降機能
130mm昇降できる。ピボットを使う時は上げてから。
ピボット
90°回転させると縦型になる。
スイーベル
水平に左右各45°回転させられる。
iiyama23型モニターXUB2390HSスペック
iiyama 23型モニターPro Lite XUB2390HSのスペック以下のとおり。
XUB2390HS のスペック
サイズカテゴリ | 23 型 | |
液晶 パネル | パネル方式 | IPS |
サイズ | 対角 58.4cm(23 型) | |
画素ピッチ | 水平 0.265mm ×垂直 0.265mm | |
輝度 | 250cd/m2(標準) | |
コントラスト比 | 1000:1(標準),Adv. Contrast 機能有 | |
視野角 | 左右上下各 89°(標準) | |
応答速度 | 5ms(グレー←→グレー) | |
最大表示色 | 約 1677 万色 | |
走査周波数 | アナログ:水平:24 ~ 80kHz 垂直:56 ~ 75Hz デジタル:水平:30 ~ 80kHz 垂直:56 ~ 75Hz | |
解像度 | 1920 × 1080(最大),2.1MegaPixels | |
信号入力コネクタ | D-SUB ミニ 15 ピンコネクタ , DVI-D 24 ピンコネクタ,HDMI コネクタ | |
プラグ&プレイ機能 | VESA DDC2BTM 対応 | |
入力同期信号 | セパレート同期: TTL,正極性/負極性 | |
入力映像信号 | アナログ:0.7Vp-p(標準),75 Ω,正極性 デジタル:DVI(デジタルビジュアルインターフェイス規格 Rev.1.0)準拠 デジタル:HDMI | |
音声入力コネクタ | ø 3.5mm ステレオミニジャック | |
入力音声信号 | 1.0Vrms(最大) | |
スピーカー | 2W × 2(アンプ付きステレオスピーカー) | |
最大表示範囲 | 水平:509.2mm 垂直:286.4mm | |
入力電源 | AC100 ~ 240V 50/60Hz 1.5A | |
消費電力 *1 | 24W(標準) パワーマネージメントモード時:0.5W(最大) | |
外形寸法 , 重量 | 532.5(幅)× 386.0 – 516.0(高)*2× 230.0(奥行)mm,5.4kg | |
角度調節範囲 | 上方向:20° 下方向:4° 左右方向:各 45° | |
環境条件 | 動作時: 温度 5 ~ 35°C 湿度 10 ~ 80%(結露なきこと) 保管時: 温度 -20~60°C 湿度 5 ~ 85%(結露なきこと) | |
適合規格 | TCO Certified, CE, TÜV-Bauart, PSE, VCCI-B, ENERGY STAR® |
iiyamaブランドとは?
iiyamaは高品質なモニターを製造する会社のブランドとして知られたが、2005年12月に、株式会社イーヤマは民事再生法の適用を受け、MCJがディスプレイ事業の再生に着手。
株式会社iiyamaとして再生が行われ、2008年にはMCJの子会社株式会社マウスコンピューターに吸収合併された。
MCJ概要
商号 | 株式会社MCJ | |
英文表記 | MCJ Co., Ltd. | |
設立 | 1998年8月3日 | |
本店所在地 | 埼玉本社(登記) | 〒344-0063 埼玉県春日部市緑町6-14-53 |
東京本社 | 〒103-6026 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー26階 アクセスマップ | |
資本金 | 3,868,102,900円 | |
売上高 | 1,372億円(2019年3月期 連結) | |
決算期 | 3月 | |
事業内容 | グループ会社の統括および運営 | |
従業員数 | 2,040名(2019年3月末日 連結) | |
取締役 | 代表取締役会長 | 髙島 勇二(最高経営責任者 CEO) |
取締役社長 | 安井 元康(最高執行責任者 COO) |
株式会社マウスコンピューター概要
商号 | 株式会社マウスコンピューター |
英文表記 | MouseComputer Co.,Ltd. |
設立 | 2006年10月2日 (株式会社MCJから新設分割し、設立 株式会社MCJ ) |
本社所在地 | 〒103-6026 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー26階 |
連絡先 | TEL 03-6739-3811 (代表)/FAX 03-6739-3821 |
資本金 | 1億円 |
決算期 | 3月 |
事業内容 | パーソナルコンピュータ及び周辺機器の開発、製造、販売とそれに付随する一切の事業 |
役員 | 代表取締役社長 小松 永門 取締役 軣秀樹 取締役 浅貝武司 監査役(常勤) 堀口彰一 監査役 麻生裕之 |
従業員数 | 392名 (正社員のみ、2019年3月31日現在) |
株主構成 | 株式会社MCJ 100% |
廃棄処分時は無料回収
買う時、気をつけたいけど、意外とノーチェックなのが廃棄処分の時のこと。
この商品のように「PCリサイクルマーク」のある商品はiiyamaが無料回収してくれます。
マークのない液晶モニターの処分をiiyamaに依頼すると3,300円の費用がかかります。
液晶モニターは「リサイクル家電法」の対象品目になっているため、通常のゴミの日に捨てることができない地域が多く、ほとんどの自治体は回収BOXから液晶ディスプレイを回収しているようです。
回収方法には、下記の4種類があります。
- 自治体の回収:無料/有料
- メーカーの回収:無料/有料
- ショップの買取:不可/利益発生
- 業者の回収:無料/有料
無料回収してくれる商品かどうかは今や購入時に確認しておくべき重要なポイントです。
iiyamaのモニターに関する廃棄処分の窓口やお申込みは下表です。
お申込み窓口
ウェブサイトからのお申込み | ⇒ リサイクルお申込みフォーム(一般のお客様) |
お電話でのお申込み | iiyamaサポートセンター 電話:03-3570-6374 FAX:048-739-1315 メールでのお問い合わせはこちら 24時間365日受付対応しております。 |
家庭用製品の回収に関するお問い合せ
iiyamaサポートセンター
電話:03-3570-6374 FAX:048-739-1315
メールでのお問い合わせはこちら(24時間365日受付対応)
まとめ
満足。
AppleのRetinaディスプレイに慣れてしまった目には、劣って見えるが、値段が違うから仕方ない。
しかし、この値段でこの画像の美しさ、使いやすさは買って良かったと思わせる商品だ。
特に、次の機能は非常に便利で使いやすい。
- 昇降機能(133mm)
- ピボット(天地90度回転して縦型に)
- スィーベル(水平回転機能左右各45度)
すっかり忘れていたが数年前やはり液晶モニターを買ったことを思い出した。
「Acer モニター ディスプレイ AlphaLine 21.5インチ KA220HQbid フルHD TN HDMI DVI D-Sub ブルーライト軽減 VESA対応」
Amazonで2016年に買った履歴が出てきて思い出した。
その時は、商品の性能に不満があり、すぐ手放してしまったのですっかり忘れていたのだ。
その時とは違い、今回のこのモニターiiyama 23型 XUB2390HSは買って正解、おすすめの商品だ。